看護師から

看護師の役割はどんな感じ?

看護師のイメージは、テレビドラマのお医者さんの傍にいて指示を受けているという感じでしょうか。

病院に実際に受診したかたもはじめは外来にいらっしゃるのでそういう様子を目にしていると思います。でも病棟でいつもお医者さんが患者様のそばにいるわけではなくいつもそばにいるのは看護師です。

また入院すると24時間滞在しているわけですから生活の場にもなるわけで看護師の役割は、多岐にわたります。

病棟看護師の役割を中心に看護師の役割をご紹介していきます。

看護師とは?

保健師助産師看護師法の第5条によると 『看護師とは、厚生労働大臣の免許を受けて

傷病者若しくはじょく婦の療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう。

となっています。

看護師は、国家資格であり、厚生労働大臣により免許を与えられています。

准看護師は、都道府県知事により免許があたえられています。

准看護師は、進学後に看護師の免許を取得することもできますが、准看護師を撤廃する方向で准看護師の学校及び准看護師を取得したあと看護師を取得する学校も少なくなっています。

看護師になるには

30年ぐらい前は、3年生の看護学校が多く、准看護師学校、准看護師取得後の高等看護学校も多くありました。その他は国立大学の看護学部やキリスト系の看護学部等でした。

看護学校にいき各診療科及び看護学の90分授業を1単位として受け、赤点は60点で単位をすべてクリアしなければなりません。

1年生の時に基礎実習に行きその後戴帽式を迎えナイチンゲール誓詞を心に刻みよりいっそう看護師になる自覚を高め各科の実習に臨み看護師の国家試験を受験し、合格することで看護師になります。

20年前ぐらいから厚生労働省の方針で一つの県に一つの看護大学校をということで公立系の看護学校が看護大学校になっていきました。

医療も高度になるにつれ専門看護師、認定看護師制度ができ、専門看護師になるには、大学院を卒業していなければならず、看護学部が増えてきています。

病棟看護師の一日

8:30 申し送り

                  夜勤者から日勤者に前日から夜勤帯の様子を説明することです。

                  病院や病棟によっては、8:00からのところもあります。

                  できれば担当の患者様の与薬内容(内服薬、注射薬)や検査時間、新しく入院

                  した方の情報を申し送り前に確認した方が業務をスムーズにできます。

                  手術患者様がいる病棟では、処置が早くから始まるので、早出勤務の方が担当

                  して手術前の処置を行います。

9:00 患者様のベット周囲の環境整備を行います。

                  検査

                  処置

                  与薬

10:00 検温 

熱を測ったり、血圧を測ったり、脈を測ったり、尿量を測ったり、異常が

                  ないか観察をします。

                  異常があれば医師に報告して指示を受け検査や薬の指示を受けて、採血したり、

                  検査に連れていったり、新しい指示の薬を薬局に連絡して取りに行って与薬(点

                  滴や内服薬、軟膏)する。

11:30昼食

 ┃           交代で1時間ほどの休憩です。

13:30オンコールといって、手術や検査が前の時間の終了時間後ということで時間が決

                 まっていなく急に入ることもあります。

13:30カンファレンス

     入院患者の情報を共有したり、問題点について話し合ったりします。

14:00検温

                 体温、血圧、尿量等測定、痛みの確認、観察

                 異常があれば医師に報告指示受け

                 記録

その他

                 ・回診があれば医師に同行して指示を受けます。

                 ・検査や処置等以外の時間で入浴介助、清拭、洗髪、足浴等を行います。

                 ・手術後の患者様の観察

                 ・次の日手術の患者様の処置等

                 ・入院患者様の情報収集、観察、指示受け、検査、与薬

                 ・定期薬の確認

16:30申し送り

                準夜勤者への申し送り

                前日から夜勤日勤帯の変化、手術患者、入院患者について

以上簡単に一日を説明しました。

突発的なことも多く、病棟によっても違いがあると思います。

産婦人科とかは、特に急に対応しなくてはならないことが多いのではないのでしょうか。

看護師の仕事内容、魅力は?

看護師の仕事内容は、看護師の一日の中にほとんど書きましたが、医療的ケアだけでなく精神面に対するアプロ-チも重要です。

いつもと違う環境で、医療に対しての不安、これからどうなるのかという不安、不安だらけですよね。一度聞いてその時は納得してもまた新しい疑問や不安がわいてくるものです。

「看護師はいつも忙しそうな様子でこんなこと言ったら申し訳ない」と思ってしまう方が多いようです。

しかしながら、患者様の一番近くにいるのは、看護師です。与薬や処置清拭等医療的なケアをしている時でも身体の観察をもちろん行っていますが、会話しながら精神面の観察も行っています。

何に対して不安なのか、何か入院生活に不満を持っていないか等です。

看護師自身で解決できることは、アプローチして、ほかの医療従事者の手を借りなければ解決できそうになければ、医師、リハビリ、薬剤師、ワーカーの方に相談しながら解決に近づける様にしていきます。

少しでも解決の方向にむかっていき無事に退院されていく、それが看護師の仕事の魅力ではないかと思います。

しかしそれは、両刃の剣でもあり看護師は、真面目な人が多く、あまりにも自分で抱え込んでしまい“燃え尽き症候群”になってしまいやすいともいわれています。

悩める患者様への応援メッセージ

基本看護師は、お節介なぐらいな人が多いです。

しかし医療的ケアの優先順位を考えながら行動しているので「ちょっと、待っててね」といいがちですが、どんどん不安や不満を相談してくださいね。

きっと心が軽くなるようなアプローチしてくれると思いますから

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