【薬剤師が教える】難聴とめまいで苦しんでいる方へ:難聴とめまいの予防方法とは?

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めまいと難聴という言葉をご存じの方は非常に多いですが、めまいの原因が難聴であることはご存じでしょうか?

耳のせいでめまいというものが起こり、身動きが取れない状態にまで発展してしまうことはよくあります。

今回は難聴とめまいの種類、治療方法、そして予防方法についてご紹介させて頂きます。

全部のめまいに予防法があるわけではないのですが、予防出来るもののみお伝えしていきましょう。

◯めまいは難聴が原因

めまいというのは難聴で起こるものです。

近年有名になっているメニエール病はご存じでしょうか?

よく色んなテレビに取り上げられたり、アーティストが実際に難聴に悩まされていたこともあります。

めまいは命に関わるものではないかもしれませんが、日常生活に支障を来してしまうので、大物アーティストが仕事出来なくなってしまったというケースが非常に多いです。

難聴とめまいの有名な病名をアップしていきましょう。

・メニエール病

タッキー&翼こと元ジャニーズの今井翼さんがメニエール病にかかったことがあると報道されていたので、ご存じの方も多いのではないでしょうか?メニエール病の別の言い方は回転性めまいと言います。自分や周囲が回っているような感覚にあり、酷いと嘔吐してしまうため日常生活に困難をきたしてしまうめまいです。一般的に一番多いめまいとされておりメニエール病の薬はありますが、状態がひどいと入院してしまうことがあります。今井翼さんは2014年に初めてメニエール病と診断され以降度々メニエール病に悩まされてしまい、2019年には仕事継続が不可と判断されタッキー&翼を解散されてしまいました。今井翼さんのようなケースは珍しくはないため、日常生活に支障をきたしてしまうほどやっかいな病気でもあるのです。

・突発性難聴

こちらは超有名アーティストの浜崎あゆみさんがかかった難聴です。突発性難聴、こちらはその名前の通り突発的に起こる難聴になります。メニエール病と異なり軽度であればめまいは起こりませんが、重症度化してしまうとめまいも併発してしまうのです。突発性難聴には女性がよくかかる低音型突発性難聴というものがあります。どちらも同じ難聴ではありますが、低音型は低い音が聞き取りにくくなるという難聴です。突発性難聴は早期発見、治療を行えば完治することが出来ます。ただし突発性難聴は発症から3ヶ月以内に治療しないと聴力が戻りません。浜崎あゆみさんは突発性難聴にかかってしまった当時、人気絶好調であり休むことができませんでした。本来は治る病気だったものの、治療が遅れてしまったせいで片方の耳の聴力を失ってしまったのです。

・中耳炎

メニエール同様中耳炎に悩まされる方は非常に多いです。中耳炎にも種類があり、一般的によく知られているのは耳の中を傷つけてしまう外傷性中耳炎がご存じかもしれませんが、ここでは鼓膜の中に水や膿がたまる中耳炎をご紹介させていただきます。中耳炎は鼻の詰まりが悪い方におこりやすく、それを放置してしまうと鼓膜がパンパンにはれてしまい痛みや熱が出てしまうのです。中耳炎のせいでめまいは起こることもありますが、めまいがおこるほど酷い場合は重症であると思っておいてください。中耳炎の治療は突発性難聴よりも困難ではありませんが、状態によっては通院が必要です。

◯めまいと難聴の治療法

めまいと難聴の治療法についてですが、メニエールの場合はメニエール病の薬を服用していただく形となります。大体は水薬を処方されますが、点滴治療もあります。点滴治療、水薬などの治療法についてご紹介させて頂きましょう。

・点滴治療

重度の難聴の場合、点滴治療を行います。点滴と言っても1回で終わりではなく、毎日通院しなければいけません。重度の難聴以外にも普通の難聴でも点滴を希望されることもあります。通常軽度であれば水薬を処方されるのですが、水薬が苦手という方も少なくないので点滴を希望される方もいるのです。

・水薬を服用

水薬は1日朝昼晩3回服用する形であり、大体服用してから1週間後に聴力検査検査を行い正常に戻っているかチェックします。筆者自身低音型突発性難聴となったことがあるのですが、物凄く美味しくありません。味はブドウジュースに薬を入れた感じなのですが、苦痛で仕方ないという方が筆者だけではなくたくさんいました。薬なので後味は不味かったです。メニエール病の薬は錠剤などが多いので良いかもしれませんが、実は突発性難聴の薬は水薬しかありません。ちゃんと服用すれば難聴は改善されるのですが、服用するのが苦痛になってしまう人もいるようです。

◯難聴とめまいの予防方法は?

難聴とめまいの予防方法に関して、そもそも突発性難聴や中耳炎が起こる原因はいくつかあります。突発性難聴、メニエール病が起こる原因はストレスと言われていますが、中耳炎のような場合は鼻の詰まりが原因です。難聴はいつ起こるか分かりませんが、予防方法についてお答えいたしましょう。

・ストレスをためない

ストレス自体良いものではないということはご存じでしょうが、実はストレスと聴力は大きく関係してきます。突発性難聴やメニエール病の主な原因はストレスと言われているのです。ストレスを上手く発散出来ている方は良いのですが、ストレスを溜めている方は注意してください。

・鼻の詰まりを良くする

中耳炎などの場合、ストレスとは関係なく鼻の詰まりによって中耳炎を引き起こしてしまいます。ほとんどは鼓膜の中に水が溜まる症状が多く、鼻に管を通し空気を入れる治療を行うことで軽減されるのです。しかし常に青っ鼻が出ている方は鼓膜がパンパンに腫れ上がり、鼓膜の中に膿が溜まってしまいます。鼻の詰まりに関して鼻の中にポリープなどの出来物や鼻の管が狭い人もいるので、手術を考えるのもありかもしれません。

◯めまいや難聴が起こってしまったら?

めまい、難聴が起こってしまった場合、しんどいと思いますがすぐに耳鼻咽喉科に診てもらってください。めまいがおさまった後に受診してしまっても、めまいの原因を突き止めることが出来なくなるので無駄足に終わってしまいます。家族がいるのであれば、病院に行くまで協力をしてもらいましょう。めまいが起こってしまうと立ち上がるのも困難になってしまうので、必ず付き添いで誰かに来てもらってください。

◯難聴やめまいはどんな人に起こりやすい?

中耳炎に関しては鼻の詰まりの問題なので、老若男女全員に当てはまります。しかし突発性難聴、メニエール病はストレスが原因で、主に女性や働いている方が非常に多いかもしれません。働いている人、女性というのはほとんどの方に当てはまるかと思いますが、仕事のストレスや大きなプロジェクトを抱えている方など重要な役割を持っている方がプレッシャーを感じてしまい、突発性難聴を起こしてしまうなどもよくある話です。男性も突発性難聴にかかる方はいますが、どちらかというと女性の方が圧倒的に多いかもしれません。何故女性の方が突発性難聴やメニエール病にかかりやすいのかというと、女性の社会進出が増加傾向にあるからでしょう。

◯まとめ

めまいや難聴の予防法は、出来ればストレスを感じる前に早めに解消するのが最適です。ストレスを感じてからでは遅く、常に気を付けておくことが大切でしょう。自分は大丈夫と思って仕事をしている方もいますし、また自分がやらないと誰もやらないと思って仕事をするとプレッシャーになってしまい、結果としてストレスになってしまうのです。自分にあったストレス解消法を見つけてください。



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