体験談シリーズ①馴染めない、眠れない等どうやって乗り越える?〜適応障害〜

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適応障害とは…

 適応障害とは、ある社会環境においてうまく適応することができず、さまざまな心身の症状が現れて生活に支障をきたすものを言います。

社会環境とは…

 社会環境とは、所属している社会と、それをとりまく環境のことです。

 子どもであれば、学校、クラブ、塾…、大人であれば会社が良い例でしょう。

 あとは、家庭も社会環境に含まれます。

 自分を取り巻く社会に馴染めれば、何の問題も無い健康な生活を送ることができます。

 しかし、「自分はここにいていいのだろうか?」「いじめられている」「なんとなく今の環境が自分に合っていない」「パワハラ、あるいはセクハラを受けていて辛い」

といった悩みを抱えていると、その社会に身体が適応しなくなってしまう”適応障害”になります。

どのような症状が現れるか

適応障害は、以下のような症状が現れます。

  • 情緒的症状(不安、抑うつ、焦燥、過敏、混乱)
  • 身体的症状(不眠、食欲不振、頭痛、肩こり、腹痛)
  • 問題行動(遅刻、欠勤、早退、過剰飲酒、ギャンブル中毒等)

次第に、人間関係や仕事にも支障をきたしてしまいます。

一般的に、問題となっている環境から離れれば、症状は改善するとされていますが、鬱病や統合失調症等といった精神疾患にも症状が似ているため、診断が難しい病気とされています。

または、別の精神的病と併発する可能性もあります。

要するに、ストレス環境から離れれば楽しむことができるかどうかが、判断のカギともいえます。

適応障害と診断されて…

 私は、現在無職で就労支援所に通っています。

 完全に回復した、とは言えませんが適応障害と診断された1年前に比べて、症状はだいぶ改善しています。

治療、そして改善まで…

 適応障害の改善方法は、とにかくストレス環境から離れることです。

 なんだか身体がおかしい、と感じたのは、2年前の夏…。

 原因不明のだるさと、不眠症で悩まされていました。

 不眠症は一向に改善せず、出社時には酷い腹痛も伴うようになっていました。

 「もう限界!」というところで、精神科を受診し、適応障害との診断から次の日から仕事を休むようにと言われました。

 1か月半の求職を経て、原因が仕事にあると判断した主治医から「退職してください」と言われ、退職しました。

 上司との定期的な連絡を取らなければならなかった私にとって、その判断は大変嬉しいものでした。

 残念ながら不眠症状は残ってしまいましたが、退職を決意してから約2か月、体調は階段をゆっくり上るように改善していきました。

 ストレス環境から離れられることが、こんなにも開放的な気分になるんだ、と自分でも驚きでした。

悩んでいるあなたへのアドバイス

 適応障害は、とにかくストレス環境から離れることが改善のカギです。

 心の風邪のようなものですから、長く患えば患うほど、鬱病や統合失調症等の罹患リスクも上がってしまいます。

 私自身、適応障害は克服したものの、不眠症状が残ってしまい今でも服薬治療中です。

 もうちょっと早く病院に行っていたら、不眠にこんなに長く悩まされることは無かったのかなあ、という後悔もあります。

 なんだか最近、眠れない…、だるい、仕事に行きたくない…、という悩みが続いたら、心療内科を受診してみましょう。

 今現在、適応障害で悩まれている方は、まず問題となっている環境から離れることを一番に考えてください。

 仕事であれば、主治医と相談しながら休職、退職を決めていきましょう。

 学校に要因があるとすれば、支援学級や、休学という選択肢もあります。

 ひとつの選択肢にこだわらず、ストレス要因となっている環境から離れることからはじめてみましょう。

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こんにちは。ハルです。

以上、適応障害になられた方の体験談でした。自分の能力に見合わない仕事をさせられたり、責任感が強すぎてしまったりと性格・素質が大きく影響してくる病になります。

いつ自分に当てはまるかわかりません。そのような方を見かけた場合は次は自分かも?と寛容な気持ちで接してあげてください。そして、自分がなってしまった場合はすぐに医療者の支援・家族・周りの人を頼り早期改善の道を歩み始めてください。

 



カテゴリー:体験談

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