体験談シリーズ②めまい、ふらつき、聞こえづらい~メニエール病~

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私は学生の頃、メニエール病を発症しました。

最初は、片耳の突発性難聴から始まり、その後めまいを感じるようになりました。

ある日、朝起きると左耳に閉塞感を感じ、耳の中に何か詰まっているような違和感を感じました。

声を出してみると、聞こえてくる声がこもった音に聞こえ、まるで片耳だけ水に浸かっているような感じがしました。

音がすべてこもり、無音状態では低い雑音(耳鳴り)がボワーと聞こえていました。

変だなと思い、ベッドから起き上がってみると目の前がグルグル、体がフワフワし気持ち悪くなるような回転性のめまいが生じました。

1人で立つことはできるものの、壁を触りながらでなければ階段を降りることができなかったことを覚えています。

立ったまま静止していても、座ったままでも常にフワフワした感覚が生じていました。


●メニエール病とはどんな病気


回転性の激しいめまい難聴、耳鳴り、耳閉塞感(耳がつまった感じ)を繰り返す疾患のことを言います。

内耳を満たしている体液(内リンパ液という)が過剰にたまるリンパ水腫が原因で起こる病気です。

詳しく説明すると、内耳には、蝸牛と呼ばれる器官と三半規管といわれる器官が存在します。


その蝸牛や三半規管に内リンパ液が溜まり、水ぶくれのようなものが生じることで、音を感知する蝸牛が障害されることから難聴が生じ平衡感覚を司る三半規管が障害されることでめまいが生じます。。


めまいの持続時間は10分程度から数時間程度であることが多く、短時間のめまいはメニエール病であまり見られません。

私の場合、めまいは頭を動かすだけではなく、眼球を動かす些細な動作だけでも発作が生じていました。

テレビを見ることや誰かと会話する際にも、フワフワと船に乗っているような感覚で、だんだん気持ち悪くなるという症状がありました。

そんな時は、横になり目を閉じて休息をとり、気持ち悪さがなくなるまでじっとしていることが1番の対処方法でした。


●メニエール病、どうしてなるの?


メニエール病と聞くと、「若い女性がなりやすい」ということを聞いたことがありますが、実際には30〜50代に多くみられます

発症には、疲れ、ストレス、睡眠不足、塩分の多い食事が誘因となることが多いそうです。

メニエール病とは、生活習慣病と言えるのかもしれません。

私は発症した当時、専門学校の4年生で国家試験が間近に迫る時期でした。

朝から夜まで毎日学校へ行き、勉強漬けの日々を過ごしてました。毎週テストがあり、ストレスから睡眠不足になり疲れから食事を取ることも面倒になり、感触は増えるという良くない生活習慣だったことを覚えています。

耳鼻科へ行き、症状を伝えた後、聴力検査を行い低低音難聴とめまい、耳鳴りがあることからメニエール病と診断を受けました。


治療としては、ビタミン剤と炎症を抑えるステロイド薬、リンパの循環をよくする薬を処方していただきそれを服用しながら、生活習慣を見直すこと、ストレスをためないようにすることをすすめられました。


薬を服用しても、最初の数週間は、改善があまり見られず、めまい発作が激しい場合は、横になり休息を取ることで対処していました。

ストレスを減らすといっても、学生ですから学校に行かないわけにはいかないので、睡眠をよく取ること、めまいが起きた場合には転倒の危険があるため、車や原付きを運転することは避け、移動の際は公共の乗り物に乗るようにし、誰かと一緒に行動するようにしました。

また、発作が激しい際には、どこかへ座り発作の感覚に慣れるまで待つように心がけました。


その後の数週間で、生活改善と薬の服用を行ったことから、めまいが徐々に緩和し、最終的には難聴とともに耳鳴りも改善し完治に到りました。


しかし、その後も疲れやストレスを感じるたびに突発性難聴や軽いめまいのような症状は見られました。

今も疲れたりストレスを感じると、私はまず耳に症状が出ます。

どうしても、自分の弱い部分が反応しやすいのかもしれません。

そのたびに、生活習慣を見直すことで対処しています。


●同じ症状を持つあなたへ


メニエール病は、周りから理解されにくい病気のひとつですね。

症状やめまいの辛さやは説明しても、経験した人にしかわかってもらえないように感じます。

ストレスが主な誘因となると、なおさら現代社会では完治が難しいように感じますね。

精神的なストレスが原因の場合は、専門の病院への来院されることが1番良い方法なのかもしれません。

回転性の強いめまい発作の場合には、私のように横になって休息をとり、目をつぶることが良い対処法だと思います。

目を開けていると無意識に眼球を動かしてしまいさらに気持ち悪くなるということがよくあったからです。

なので、学生の頃は、黒板の文字の板書が苦痛でした。

メニエール病は、によってどれほど長引くかは違うようですが、めまいもなれてくると対処も上手に行えるようになると思います。

薬の服用と生活習慣の改善に努めて、長い目で付き合っていくことをお勧めします。

最後までお読みいただきありがとうございました。



カテゴリー:体験談

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