体験談シリーズ③聞こえづらい〜突発性難聴〜

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突発性難聴は、その名前の通りいきなり難聴になる症状です。

ある日いきなり、私も難聴になりました。

なんとなく以前から耳に違和感(閉塞感)がありましたが、ある時いきなり左耳がボーっというこもった音(耳鳴り)がするようになり、音は聞こえるけれど、ボーっという音が邪魔をするため、音が全体的に歪んで聞こえる症状が見られました。

耳に膜が張ってあるような印象でした。

突発性難聴とは

突発性難聴とは、音の振動を感知し、脳に伝える役割を果たす内耳の障害による難聴(感音性難聴)のことを言います。

その内耳には、蝸牛という器官がありその中に音を感知する有毛細胞が存在します。

その有毛細胞がなんらかの原因で障害され、音を感知しなくなり聞こえに障害を及ぼすことから難聴が生じます

例えば、大音量で音楽を聴くことや外的な圧力(耳を殴られる)などによっても、有毛細胞は障害され難聴をきたすこともあります。

それ以外の誘因としては、内耳の血行不良、ウィルス感染、疲労、ストレス、睡眠不足などがあげられます。

複数の原因が組み合わさり発症する場合もあるそうです。

実際には、これといった原因が言えない病気の一つですね。

私の場合、心当たりのある誘因としては、多分ストレスだと思います。

当時は、仕事が忙しく残業もこなしていました。疲れて帰ったらそのまま寝ることもありました。

食生活も乱れていたのが原因だと思います。

以前にも何度か同じような症状は経験しており、その際生活習慣を見直しては反省するという感じでした。

いつもと同じように、耳鼻科へ行き聴力検査から低音域が低下していることから、突発性の低音性難聴と診断されました。

病院からは、ビタミン剤を処方され、耳を安静に保つこと(音楽をイヤホンで聴いたりしない)、生活習慣の見直しとストレスに対処することを言われました。

数週間後にまた来院し、再度聴力検査をするという経過観察です。

耳の有毛細胞を再生させる治療は現在ありません。

一度障害された有毛細胞が再生することはないので、加齢による老人性難聴などは有毛細胞が徐々に破壊され、難聴になっていく例です。

モスキートーンが子供には聞こえるのに、大人になると聞こえなくなるのも、高音域を感知する有毛細胞が障害されることにより聞こえなくなっているというわけです。

耳は繊細な細胞であり神経も繊細に入り組んでいるので、なかなか治療が難しい領域です。

糖尿病になると神経系が障害され難聴(糖尿病性難聴)をきたすのはそのせいです。

突発性難聴の治療

副腎皮質ステロイド薬の内服による薬物療法が基本となるようです。

内耳の血液循環を良くするため、血管拡張薬ビタミンB12製剤などを使用する場合もあります。

ストレスや生活習慣の影響によるものであれば、休息を取ることや生活習慣の改善すること、発症後1週間以内に適切な治療法を受けることが大切です。

なぜなら、発症してから約1ヵ月程度で聴力が固定してしまうため、早期発見・早期治療が何より重要です

。突発性難聴の患者の中には完治する人もいますが、中には回復しても難聴が残る人や治らない人もいるそうです。

私は病院でビタミン剤を服用することと、生活習慣を改めることストレスをためずに気分転換にも時間を使うことをすすめられました。

また、電車や外出の際に音楽を聴かないようにし、耳への負担を減らすように心がけました。

違和感や聞こえ辛さはあるものの、片耳は問題なく聞こえていたため、生活に不自由はありませんでした。

ただ、常に耳鳴りがしていたので、その気持ち悪さと、ボーっという耳鳴りのせいで眠りにつきにくいという問題がありました。

無音状況だけど耳鳴りが聞こえるので、無音じゃないという違和感に慣れるまでがストレスでした。

その後、処方してもらった薬を服用し、耳鼻科に通い聴力検査の経過観察を行い、数週間後に完治しました。

難聴を経験しているあなたへ

難聴の多くは、病院へ行っても結局は原因不明であることが多い病気です。

けれど、放っておくと、どんどん症状が進行していき治りにくくなる病気です

少しでも聴力に違和感を感じてら、病院へ行くようにしビタミン剤やステロイド剤の服用と自分の症状を把握しておくことが必要だと思います

片耳が難聴になれば、方向感覚が鈍くなることや、聞こえ辛さからストレスを感じることが増えることもあるので、耳の休息や気分転換、生活習慣を見直すことをお勧めします。

聞こえ辛さから生活に支障が出る場合には、周りに助けてもらうことも必要かもしれません

私は大勢の人がいる場所で会話することや、何かを聞き取ることが難しくストレスになったことを覚えています。

静かな場所で話してもらうようにしたり、重要な内容は、誰かに聞いてもらいその後、ゆっくり聞かせてもらうなどの援助をしてもらっていました。

薬や仲間の援助によって、治療中もストレスなく暮らせることが何よりも良い方法かもしれません。

最後まで読んでくださりありがとうございました。



カテゴリー:体験談

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