【エピソード⑦】母親目線でとっさの対応:子供が発熱したら~突発性発疹~

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もくじ

<はじめに>

はじめまして、二人の男の子を子育て中、専業主婦です。

妊娠出産を経験し、子育てを継続する中で感じた疑問、トラブルなどの解決策を専門家の皆様とは違った目線でお伝えしてできたらと思います。

<突発性発疹について>

一般的に赤ちゃんが最初にかかる病気といわれている、突発性発疹ですが、ママ友同士でも『〇〇ちゃんは、もう突発やった?』などと乳幼児期のイベントとして、話題にのぼることもしばしばです。

とは言うものの、大切な我が子の初めての病気な訳ですから、ありふれた病気とはいえ、親としては気が気ではありません。

一人目のお子さんであればなおさら心配で、慌ててしまうご家族も多いと思います。

突発性発疹は、好発年齢が生後半年から3歳頃までと、乳幼児期にかかりやすい疾患です。

症状としては、38℃〜40℃の高熱が2、3日ほど続いたあとに、からだ中に赤いポチポチした発疹があらわれる病気です。

多くの人は、重症化する事は少なく、発疹も自然に治まり跡も残りにくいと言います。

でも、我が子が初めて高熱を出し、熱が引いても体に発疹があらわれ、突然不機嫌になって泣き出しなりと、新米パパ、ママにとっては不安でいっぱいだと思います。

<我が子の場合>

我が子がかかった時にも、前触れなくいきなり熱を出しました。

ネットの情報では、『高熱が出ても案外元気があって心配ない。』

というような記載もありますが、我が子の場合熱もそれほど38℃代とそれほど高くはありませんでしたが、日曜日の夜中にぐったりしてしまい、とても不安でした。

小児科の救急受診のため、夫ともに、夜間診療所と救急病院を自家用車で駆け巡った記憶があります。

なぜ、医療機関をハシゴしたかと言うと、自治体の休日夜間診療所に連絡して受診しようとしたのですが、いざ行ってみると小児科の専門でないため、診察はできないと言われてしまい、専門医を受診するよう促されました。

実際に診察をしていただいた救急病院は患者さんがいっぱいで、小児科の診察待ちのお子さんも大勢いました。

熱が高くなかったせいか、高熱に上がった際の解熱剤をもらい、自宅に帰ってからの水分補給するように指導していただいて帰宅しました。

幸い受診の翌日には機嫌も良くなり、熱も次第に下がりました。

その後顔や腕にポチポチした赤い発疹が出てきたので、突発性発疹なのだと分かりました。

病院に行った際は、熱の段階では確定出来ないが、年齢や保育園での状況などを伝えると、『突発性発疹かもね』と言われました。

特に再診も必要ないという事で、いざと言う時の解熱剤もいただけたので、安心して帰宅できた事を憶えています。

我が子の体験を通して学んだ事

こうした経験を経て、我が家では発熱や嘔吐、下痢等、一般的な風邪症状のような症状でも、子供自身が比較的元気であれば、緊急受診などのあわただしいことはせずに、一晩様子を見たあとでも比較的安心。

という認識が定着し、心配な場合でも、翌日以降、平日にかかりつけのお医者様に診てもらうといったスタイルが定着しています。

親の心配をよそに、二人ともすくすくと成長し、子供は意外と丈夫なんだとたくましく感じるようになりました。

<子育て中の皆様へのメッセージ>

我が家の場合、一人目の子では夫婦で慌ててしまい、夜間に病院へ駆け込んでしまいました。

乳幼児は言葉で自己表現ができないため、子育て中のパパママは子供の体調の管理にはとても苦心されていることと思います。

突発性発疹に限らず、子供の発熱では、ほとんどが病気の原因の特定よりも、子供の体調を回復させる対症療法をする事がほとんどだと聴きます。

病院に行って検査をして『〇〇ウイルスです。』

と診断される事は殆どありませんし、そもそも検査をする事もほとんどありません。

症状や周りの感染の状況からお医者様が判断してお薬を出してくれますので、検査をしなかったとしても不安に思う事は有りません。

それよりも、親として子供の普段の状況をしっかり把握する事が大切ですよ。

病院で聴かれて戸惑うことのないように、家族の情報はしっかり整理しておきましょう。

『必要な情報』

1.子供の月齢、身長、体重

2.過去の病気やアレルギー情報

3.発症までの状況

4.今までの病気やお薬の服用歴、予防接種の有無(お薬手帳を添えて)

5.最後の食事、哺乳の状況

6.保育園、幼稚園、家庭での感染状況(園でノロウイルスが流行ってます等)

『受診の時便利だったもの』

1.母子手帳、お薬手帳

2.オムツや着替え

3.現金(時間外では預かり金等)

4.おもちゃや絵本(兄弟がいる場合はぐずらないため)

<病院にかかる前に>

とっさの発熱にも冷静に対応出来るよう、日頃から休日夜間診療所時間外診療可能な医療機関を自治体情報等で把握する事。

持ち物や移動手段を普段から意識しておくことが大切です。

また、病院に直接行かず、行く前に電話で診察可能かどうか、必ず確認する事が大切です。

特に、コロナ禍の中で医療機関はただでさえ発熱患者にシビアに対応しています。

小児科の受診であっても、普段の受診よりも余計に時間がかかることが予想されるため、受診する予定の医療機関が発熱外来など、対応してもらえる医療機関なのかどうか、事前に連絡はマストだと言えます。

子育てに健康の悩みはつきものですが、いざと言う時に私のように慌てないよう、日頃から準備しておきましょう。



カテゴリー:体験談

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