【エピソード17】乳がん手術後のリンパ浮腫で、悩んでいたり苦しんでいるあなたへ~前編~

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乳がんの手術後、リンパ浮腫になってしまうことを心配する人は多いです。

※乳がん治療の体験談も載せていますのでこちら↓も参考にしてみてください。

でも、乳がんの手術後にリンパ浮腫を発症するかどうかは患者さんの体質によって違います。

これは私が通院している病院主催のピンクリボンの会に参加した時、講師の先生に教えていただいた内容です。

リンパ浮腫を発症しやすい時期について

・センチネルリンパ節生検をして転移の有無を調べるため、リンパを最低限の数しか摘出していなくても、リンパ浮腫を起こす人もいる

・乳がんの手術後から、腕のだるさ・わきの下の違和感を訴える人もいる

・化学療法や放射線治療によって、リンパ浮腫を発症→悪化させてしまう人もいる

・乳がん手術後、数年から10年くらい経過して→ある日突然、リンパ浮腫を発症する人もいる

ということでした。

ということは、いつ、リンパ浮腫になってしまうかを心配しすぎても仕方ない。

だけど、リンパ浮腫にならないように注意すると同時に、リンパ浮腫を早期発見することは可能だと思いました。

リンパ浮腫を起こさないようにするために注意したい10項目

①手術をした方の腕で重いものを持たない

手術をした方の腕を圧迫しない(血圧測定・締め付けるような衣類・時計・指輪など)

③熱いお風呂やサウナで身体を温めすぎない(水分の循環量が増えるので)

太りすぎないようにする→脂肪細胞が大きくなると、リンパ液の通り道を狭くするので

同じ姿勢で長時間過ごすことを避け、腕を回すor軽いストレッチをする

手術した方の腕の皮膚を傷つけないようにする(虫刺され・火傷・切り傷・深爪・採血・日焼けなど)

⑦手術した方の腕を酷使しない

長時間同じ姿勢にならないように注意し、ストレッチをしてリンパの流れを良くする

⑨夜、寝る時は手術した方の腕の下にクッションや座布団を置いて心臓よりも高くする

手術をした方の腕の保湿ケア→保湿されていると、皮膚のバリア機能がアップする

でも、これを全部行動に移そうとすると、なかなか難しいです。

※私自身が実践していること・通院している病院の乳がん看護認定看護師さんに教えていただいたアドバイスを「疾患の治療経過(病気の発見→受診→治療→その後の経過)」の項目で書いてみます。

リンパ浮腫の早期発見のために、こんな3つの症状に注意

・腕が太くなる(今まで見えていた静脈が見えにくくなる・皮膚をつまんだ時、シワになりにくい)

・腕がだるい・疲れやすい

・腕に違和感がある

リンパ浮腫を改善するためにできること

このような自覚症状があれば腕のストレッチをしたりして、リンパの流れを良くしてあげるorマッサージをするor腕を挙上して寝転ぶなどをすると楽になるのでおすすめです。

疾患の特徴or病気になって感じることor自分で感じる病気のイメージ

リンパ浮腫の初期ならば治る可能性が高いけど、慢性化してしまうと治りにくいです。

リンパ浮腫になってから強く感じるのは「腕(手)は、どちらが利き手でも左右対称に動かすことが多い。また肘を曲げて作業することが多いので、同じ姿勢を続けないことは難しい」ということです。

リンパ浮腫になっても「これがベストな改善方法だ」といえるものがないならば、その人に合った改善法が見つかるまで探し「これが良さそう」と感じたことを継続すれば、必ず効果がでると思うのです。

疾患の治療経過(病気の発見→受診→治療→その後の経過)

「リンパ浮腫を発症したかも?」と感じた時期

私の場合は、右乳房全摘+右のわきの下のリンパ節にも転移があり→リンパ節廓清をしています。そのため、手術後から右上腕のむくみと腕が重くだるい感じがありました。

その後、化学療法では特にリンパ浮腫に関しては何も感じませんでした。でも、放射線治療の中盤から後半にかけては右腕のむくみを感じるようになっていたのです。

リンパ浮腫の治療(圧迫:スリーブ)

放射線科のがん放射線療法看護認定看護師さんから「リンパ浮腫の程度が軽いうちに、スリーブをつけた方が良いと思う」とのことでスリーブを着用することになりました。

確かにスリーブをつけてみると右腕の重くだるい感じがなくなり、楽に感じられたのです。

ですが、スリーブをつけるのに一苦労。いつの間にか、スリーブをつけないようになっていました。

乳腺科への通院が3ヶ月に1回あったので乳がん看護認定看護師さんに相談しました。そうしたら「リンパ浮腫の患者さんの中には、チュービコットというゴム状のチューブ包帯をしている人もいる」と教えていただきました。

試しにチュービコットを使ってみたら良い感じです。その後5年間くらいは、チュービコットをスリーブの代用品として使っていました。

リンパ浮腫から蜂窩織炎を発症

ですが、今まで蜂窩織炎に4回罹患したことでリンパ浮腫の程度が強くなっています。

虫刺されや傷をつくらないように注意していても、どうしても避けられない時もあるものです。

そんな時は早めに乳腺科を受診し、抗生物質を処方してもらっています。

蜂窩織炎になってしまう原因は外傷だけではなく、風邪気味などで免疫力が低下していてもなりやすいので注意が必要です。

私自身も「蜂窩織炎の原因は外傷だから、傷さえつくらなければ大丈夫」と思い込んでいました。

思ってもいなかった蜂窩織炎の発症

でも、疲れていて免疫力が落ちていたことで2020年3月上旬に蜂窩織炎を発症したのです。

その時の症状としては手術した方の右腕が筋肉痛のように痛み、リンパ浮腫の症状が強くでてきたのです。。

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前編編はここまでです。続きは明日の12時頃、後編として載せます。



カテゴリー:体験談

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