この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。
気管支喘息とは?〜気管支喘息とわかるまで〜
幼少期、私は気管支喘息という病気に悩まされていました。
具体的には幼稚園に入る前くらいから小学校中学年くらいまでです。
小さかったこともあり難しいことはあまり覚えてはいませんがただただ息ができなくて咳が出て苦しかったのを覚えています。

気管支喘息が原因で4回ほど入退院を繰り返し、友達は遊びに言ってるのに自分はなぜ病院にいるのだろうと子供ながらに悔しかったのが印象に強く残っています。
発覚したのは幼稚園に入る前の頃でした。
ある日から咳が止まらなくなって寝られない日が続きました。
咳が数日止まらなく、おかしいと感じた両親と病院に行くと気管支喘息と発覚しました。
そもそも気管支喘息とは、空気が出入りする気管支が何らかの原因で狭くなってしまい『ヒューヒュー』『ゼーゼー』などとして息がしづらくなってしまう病気らしいです。
私の場合は咳もたくさん出て、熱が出たり、咳をしすぎて喉が熱くなったり切れて痛かったりなどもありました。
咳をたくさんしたことがある方ならわかるかもしれませんが、頭痛もしてきたり酸欠で頭がボーとすることもありました。
咳が止まらなくなり、『ヒューヒュー』『ゼーゼー』などとして息がしづらくなる病気という印象が強い病気です。
気管支喘息の原因とは?〜対処法やできること〜
両親に連れられ病院に行き、気管支喘息と診断されました。
診断が出るまではあっという間でした。胸と背中に聴診器をあて、レントゲンを数枚とるともう結果が出ていました。

気管支が狭くなっておりそこが炎症を起こして息がしづらくなっているとのことでした。
原因については不明だと診断されました。
現在でも原因は曖昧な説明のものが多く、
・風邪などの感染症
・ハウスダスト、埃
・ペットの毛や花粉など(アレルゲン)
・天候や大気汚染
・受動喫煙
・激しい運動
・ダニやカビ
・ストレス など
と言われているみたいです。
私の場合は冷たい空気を吸っても咳が止まらなくなり発熱したりもしていました。
入院した日から点滴をつけられました。
気管支喘息とわかるとその日のうちに入院が決まりました。
私が入院することに驚いた母が泣いていたのを思い出します。
子供の血管は細かったみたいできき手に点滴をつけられてとても不便でした。
また、お泊まりもしたことがなく不安で夜泣いていたのを覚えています。
トイレにも1人でいかせてもらえず(子供が点滴をつけて行くのは危険と判断されていました。)誰かが後ろにいてトイレをするという経験がなくトイレも十分にできず、病気以外のことも辛かった思い出があります。
幸い、初めての入院は10日ほどの短い期間で退院することができたのですが、発作が出たときに病院にいって点滴をうったり、白い空気みたいな薬を吸引したりを繰り返しておりました。
原因がわからない以上できる対策も少なく、
- いい掃除機を買って毎日掃除する
- 寒い日には冷たい空気を吸わないようにネックウォーマなどをつける
- 水泳がいいという情報があったので水泳を始める
などを行っていました。
どれが効いたのかは結局わからずじまいでしたが、大人になるに連れて発作がでることは無くなっていきました。
私的には運動をして体を強くする(私の場合には水泳)ことが良かったのではないのかなと思っています。
最後に
この病気を通して感じたこととして、『わからないことへの恐怖』というものが大きかったと感じました。
何が原因で、何科に診療したらよくて、診察で何をされるのかなどわからないことが多く不安を感じました。
最近ではネットが普及し、検索すれば簡単にすぐどういった経過を辿るかや同じ境遇の人の対処などがすぐにわかります。
こういった人を助ける記事が増えていけばいいなと思います。
また、この記事が同じ悩みを持つ人に届くと嬉しいなと思っております。
カテゴリー:体験談