【ep30】過敏性腸症候群で苦しんでいる方へ:安定した生活までの軌跡

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

・疾患名:過敏性腸症候群(IBS)

疾患の特徴、病気になって感じる事、ご自身が感じるその病気のイメージ

私は子どもの頃から腹が弱く、下痢を伴う腹痛を起こすことがよくありました。

しかし、それが過敏性腸症候群かはよく分かっていませんでした。

過敏性腸症候群はストレス由来のものと聞いたことがありましたが、自分は他人より特別ストレスを多く受けていることもありません。

ただし、緊張しやすく責任を感じやすい性格という自覚はあったので、自分の腹痛は過敏性腸症候群の可能性があるかもしれないとは思っていました。

そしてここ1~2年ほど、仕事やプライベートでストレスを受けることが増え、これまで以上に腹の調子が悪く、痛むことが多くなりました。

◆冷たいもの・脂っぽいもの・辛いものはとらない
◆よく噛んで食べる
◆体を冷やさない

など、日常で気を付けられることは一通り実践していましたが、腹の不調は続きました。

日々お腹がゆるいことも困りましたが、一番大変なのがふとしたタイミングで冷や汗をかくような激痛が始まり、1時間ほどトイレから出られなくなることです。

外出先や人と会っている時にこの症状に見舞われることも何度もありました。

そして「またいつあの痛みが襲ってきてもおかしくない」と、外出や外食、人と一緒に食事をすること自体にも恐怖が芽生えて、日ごとに気持ちも沈んでいきました。

腹が痛むこと自体がストレスとなり、悪循環でどんどん体調が悪くなっていったように感じます。

周りの人にこの症状を伝えると

「しばらくすれば痛みは治まるんでしょ?じゃあ別に良いじゃん」

「ストレスから来る腹痛でしょ?もっと上手にストレス発散しなよ」

といった旨の返事が来ることもあり、辛さを理解してもらえないのも少し悲しかったです。

疾患の治療経過(病気の発見→受診→治療→その後の経過)

ある晩、寝ている時に激痛で目が覚めて、翌朝になっても痛みが治まらないので、近所の内科へ行きました。

しかし「ストレスの腹痛ですね」と言われ、整腸剤だけ出されて診察は終了。

その後も症状は悪くなっていったので、心療内科を受診することにしました。

ストレスで腹の調子が悪いことを伝えると、ストレス軽減用の漢方薬を処方してもらいましたが、2ヶ月毎日飲んでも体調は改善しませんでした。

その後も昼夜問わず毎日腹が痛く、数日ごとに激痛も起こり、日常生活に支障を来してきたので、改めて別の内科を受診することにしました。

その際、単に腹が痛いと伝えるだけでなく、「過敏性腸症候群かもしれない」と想定される症状名を伝えました。

そしてその内科では過敏性腸症候群用の薬であるイリボーを処方してくれました。

最初の1週間は症状が和らぎましたが、2週間目からまた腹が頻繁に痛むように…。

そのことをお医者さんに伝えると1回に服用する薬の量を2.5μgから5μgへ増やしてくれました。

それでようやく体調が少し落ち着いてきました。

一日に腹痛が起こる回数が減っていったのです。

また、薬の服用だけでなく、自律神経を整える努力もするようにアドバイスをもらいました。

具体的には下記のアクションです。

◆毎日同じ時間帯に起きる
◆日光を浴びる
◆散歩などの運動をする

他に1日3食きちんと食べるようにも指示を受けましたが「腹痛で食事がとれない時がある」と伝えると、無理して食べなくても大丈夫とのことでした。

現在もアドバイスに従い、

◆朝は決めた時間の前後30分以内に起床
◆起床のタイミングで1度窓を開けて日光を浴びる
◆雨の降っていない日は1日平均1時間程度のウォーキング

を日課にするようにしています。

(ただし、体調の優れない日は日課を休んでいます。)

まだ食事ができないことや、腹痛で2時間ほど動けないタイミングはありますが、少しずつ改善していっているように感じます。

また、個人的に人が少なく緑の多いエリアを散歩すること自体が気分転換になり、ストレスがほんの少し軽減された印象もあります。

まとめ

治療を開始してから半年近くになりますが、まだ完治したという感覚はありません。

しかし酷いころは1週間に1~2回激痛が起こっていたのが2ヶ月に1度程度に間隔が開いてきたので、日々過ごしやすくなりました。

食欲も戻ってきて、たまには外食も楽しめるようになっています。

今後は激痛が訪れる頻度を半年~1年程度に1回と減らしていくことを目標に服薬と日課を続けていくつもりです。

同じ病気にかかっている人へのメッセージ

過敏性腸症候群は命に別条はないもしれませんが、長期化すると日常生活に支障を来す症状だと思います。

また、ストレスが原因と分かっていても、そのストレス源をなくすことは難しい場合も多いと思います。

まずは過敏性腸症候群の診察をしてくれる病院で相談するなどして、あまり過敏性腸症候群を克服できない自分を責めずにいてもらえたら、と個人的に願っています。

この体験記が具体的に役に立つかは分かりませんが、少しでも参考になれば幸いです。



カテゴリー:体験談

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