【ep40】不整脈と診断された私とスポーツ【生活習慣の見直し】

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

~はじめに~

私が不整脈と診断され、激しい動きやスポーツを禁止されてからほぼ完治するまでに至った体験談をお伝えします。

もくじ

違和感を感じ、不整脈と診断されるまで

私は小学校5年生の頃に風邪をひいて、父親がたまたま脈を確認してくれました。

測ってみると普通よりも脈がずれていると気付き、心配になり病院に向かいました。
診察の結果、24時間心電図を受けることになり一日中専用の機械を付けたまま過ごすことになりました。

その結果、医者から不整脈と診断を受けました。
不整脈にも種類があり、大きく分けると、
●脈がずれているが、そのずれが一定で起きているもの
●脈が完全にバラバラで一定でないもの
があります。

私は脈が完全にずれていて、不整脈のベンケバッハ型と診断されました。
不整脈はひどいものになるとペースメーカーをつけなければならないのですが、私はその一歩手前で、様子見の状態でした。

不整脈と分かってからの生活

小学校までは不整脈と診断されてからも普通に過ごすことができ、困ることはありませんでした。

中学に上がってから私はバスケ部に入部しました。
かなり激しいスポーツですが、医者からその時は何も制限をかけられていなかったので、毎日楽しく部活に励みました。


しかし、部活に入部してから1年半後、心臓に違和感を感じました。
激しい動きをすると心臓が締め付けられる感覚があり、親に相談しました。
もう一度病院に行き、同じ先生に診てもらいました。
結果、ベンケバッハ型が悪化していたらしく、激しい動きをするとさらに脈が乱れてしまうとこのことでした。
乱れが激しくなることで心臓に負担がかかり、その結果締め付けられる感覚になるそうです。

これを治す手段はなく、
ペースメーカーで補助をするか激しいスポーツを控えるか
の二択を迫られました。
私は手術が怖く、ペースメーカーをつけると生活に不便な部分が出てくることを知り、手術を諦めスポーツを控えることを決断しました。
それからはバスケ部のマネージャーとして励んでいました。

医者の言う通り、激しいスポーツをしなくなってからは心臓の締め付けられる感覚はなく、普段通りに過ごすことができました。

また医者からのアドバイスを頂き、気を付ければ締め付けられる感覚の頻度がなくなってくることを教えていただき、そのアドバイス通りに過ごすようにしました。

実践したアドバイスの内容

①『負担をとことん抑える

一つ目のアドバイスは負担を抑えることでした。
●階段はできるだけ避けて、エレベーターかエスカレーターを選ぶこと。
●走ることがないように普段から余裕をもって行動すること。
これらを意識しました。

②『濃いめの料理を避ける

塩分が控えめの料理を選んだり、昔からラーメンが好きだったのですが、できるだけ避けるようにしました。

これら二つを意識して、日常を過ごすようにしました。

症状が落ち着いてからの生活

医者からのアドバイスを心掛けた結果、高校1年生の冬頃にやっと医者からスポーツをして良いと許可を頂きました。
運動の許可を頂くまでの間に、1ヶ月に1回、24時間心電図で脈の状態を確認して頂いたりしていました。
完全な完治ではないのですが、激しいスポーツをしても脈の乱れがなかったため、高校生から硬式テニスを始めることが出来ました。

不整脈と診断されたあなたへ

同じ症状、同じ病名の方にお伝えしたいことは、不整脈を完全に治すことはかなり難しいです。
ただ、症状を抑えることは可能ですし、継続することで変化が必ず現れます。
ぜひ私がやってみた方法を試してみてください。



カテゴリー:体験談

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