【ep46】潰瘍性大腸炎のシグナルを見逃さないで!【寛解】

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

こんにちは。今回記事にしていただいたのは全治ではないが病状が落ち着くまで回復した人の体験談になります。


いつもと違う体の異変

体の異変に気付いたのは、仕事も私生活も様々なことが上手く回らず、ストレスがMAXの時でした。

私は子供の頃からお腹が弱く、よく下痢をしていました。

母も兄も同じような体質でしたので、お腹が弱いのは遺伝なのだろうと思い、特段下痢することを気にもしていませんでした。

ちょうど40歳の頃です。朝起きるとお腹が痛くなって、決まってトイレに行きたくなりました。

快便とは程遠く、用を足した後もお腹が張っているし、まだ便が残っているような感覚もあって、そのまま暫く便座に座っているというのが朝のスタイルになりました。

初めはなかなかトイレから出て来ないので、子供が心配して「お母さん大丈夫?」と声をかけてくれましたが、それが毎日になると家族もいつの間にか慣れてしまいました。

お腹の不調を感じながらも、日々の忙しさに追われて月日が過ぎていきました。

そうしている間に、少しずつ少しずつ病気が悪くなっていたのかもしれません。

最初は朝だけの下痢が日中も起こるようになりました。

体重も減ってきたのですが、毎日下痢していれば栄養にならないよねと安易に考えていました。

それに女性にありがちですが、体重が減ることはちょっと嬉しいことでもあって、病気のシグナルを見逃してしまいました。

市販薬に頼ってみる

しかし数ヶ月も続くと、お腹が弱いにしてもさすがに下痢が多いと感じるようになり、整腸剤を服用してみることにしました。ネット検索して良さそうな整腸剤を幾つかメモし、薬局に買いに行きました。

整腸剤を服用すれば直ぐに落ち着くだろうと思っていましたが、残念ながら全く改善されませんでした。

女性に多いと思いますが、周囲に音が聞こえないように流しながら用を足すのが私自身も習慣でした。本来なら健康管理のためには、流さず便をチェックすることが望ましいのでしょう。

便のチェックをしていなかったのが病気に気付く遅れにもなりました。

そんなある日、自分の便がとても臭く感じました。通常の便臭ではなく、例えるとドブ臭いような・・・。

たまたま全て流れずに残っていた便を何気なく見てしまい驚きました。血が混ざっていました。白い小さな粒々も浮いていました。

「なにこれ!」ひどく動揺して鼓動が早くなったのを覚えています。私の便はずっとこの状態が続いていたと思ったら、とても怖くなりました。

すぐに看護師をしていた友人に電話をしてこれまでの経緯を話しました。直ちに受診するよう強く勧められ、一緒に良さそうな病院を選んでくれました。

大学病院で勤務していた友人は様々な診療科を回っていたようで、私の話を聞いただけでもう何の病気か分かっていたようです。

医師の診察を受ける

病院ではこれまでの症状や経過を伝えたあと、生まれて初めての大腸内視鏡検査をしました。

緊急のため検査の日を改めず(症状が重かったようで)、突然の検査でしたので心の準備ができていませんでした。もうパニックでした。

噂には聞いていた大腸内視鏡検査でしたが、かなりキツかったです。

病気のため腸壁が炎症を起こして出血や化膿していたようで、そのような場合は痛みを強く感じるそうです。

検査の際、腸内のモニターを見ながら先生が色々説明をして下さいましたが、聞いている余裕は全くありませんでした。

診断は「潰瘍性大腸炎」でした。今でこそ前総理の安倍晋三氏の持病として知られていますが、当時は初めて聞く病名でした。

しかも難病指定の病気というので、絶望的な気持ちになったのを鮮明に覚えています。

寛解を長く維持するために

「潰瘍性大腸炎」と診断されてからもう10年以上が経過しています。

「潰瘍性大腸炎」自己免疫疾患で、何らかの原因により自分の体を攻撃してしまう厄介な病気です。

寛解と再燃を繰り返す病気ですが、そのサイクルは個人差が強く、私の場合は現在寛解期が7年余り続いています。

症状が重い時期はステロイドを使用していましたが、今は炎症を抑える薬と整腸剤を中心に投薬しています。

薬で良い状態を保っているため、下痢をすることも殆どなく通常の生活をおくっています。周囲の温かい理解により、仕事も他の人と何ら変わらず働いているのは幸せですね。

寛解時期を長く維持するためには、定期的な受診と検査が必要です。また、毎日しっかり自分の便のチェックを怠らない事。

脂肪分や油分の多い食べ物「潰瘍性大腸炎」を悪化させると聞いたので、意識して食事にも気を配っています。

ストレスを溜めないために気分転換するのも大切だと思います。



カテゴリー:体験談

0 0 votes
Article Rating

コメントをして情報共有しませんか?

0 Comments
Inline Feedbacks
View all comments
0
Would love your thoughts, please comment.x
()
x
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。