【精神保健福祉士】双極性障害について【体験談】

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

こんにちは。運営です。

今回は精神保健福祉士さんに双極性障害について記事を作成して頂きました。

体験談ありの内容になっています。ぜひ参考にどうぞ。


この病気の特徴

双極性障害とは通常の気分をはさんで、気分が上がった躁状態と

気分が落ち込んだうつ状態が

波のように交互に気分が変動する病気です。

状態とは

・思い上がった自尊心、誇大妄想(自分が神になった言う人もいます)

・睡眠欲求の減少(3時間ほど)

・普段よりおしゃべりになる

・考えが不安定、頭の急速回転(考えがコロコロ変わる、言うことが二転三転)

・注意力の散漫

・過活動

・金銭の乱費(1ヶ月に50万円ほど使ってしまった人も)

うつ状態とは

・興味、喜びの著しい減退。(大好きだった趣味をしなくなる)

・食欲の減退または増加による体重の減少、あるいは増加。

・不眠または睡眠過剰。(1日中ベッドから起き上がれない)

・漠然と気分が焦る。

・疲労感または意欲の減退。

・無価値感、または過剰であるか不適切な罪責感。

(自分は存在してはいけないと感じる)

・思考力や集中力が減退する。何かを決断することが困難。

・死にたいと思う、実行に移そうと考えてしまう。

これらが、躁状態とうつ状態の症状の代表例になります。

次に、双極性障害には2種類タイプが存在し、Ⅰ型とⅡ型があります。

・Ⅰ型

気分の波がはっきりとしていて、躁状態とうつ状態が周りから見てもはっきりわかるタイプです。

そのため、躁状態のとき社会的問題行動を起こすことがあり、発見しやすいです。

躁状態の反動からうつ状態になり、それを繰り返します。

・Ⅱ型

躁状態がはっきりとは出ず、周りから見てもはっきりと分からないタイプです。

「ちょっと最近元気だな」「調子いいみたいだね」と好転的に見られがちです。

Ⅱ型はうつ状態で病院に受診すること多く、うつ病と誤認されがちです。

私はこの双極性障害Ⅱ型を患っています。

病気になって感じる事

発病した当時、私は精神科病院の相談員をしていました。色々な患者様の病気のエピソードを記録する、社会復帰に向けて支援する立場でした。

そんな支援する立場から、支援される立場に変わってしまったのです。

戸惑いと支援者の私がなぜ、ということを感じていました。

病気のイメージ

制御の利かないジェットコースターに乗っているイメージです。

気分の浮き沈みに自分の体が追いつかず、ジェットコースターを停止したいのに

止められない。止まるには脱線するしかなく、脱線するとしばらく動けなくなる。

ふと、脱線したコースターから周りを見渡すと、自分が行った行為により周りが

焼け野原になっている。そんなイメージです。

双極性障害の治療経過

2013年5月頃より意欲の低下や、朝ベッドから起きるのがおっくうになっていきました。会社も欠勤しがちになり、上司から注意されるようになったのです。

そして、同年10月頃には意欲の低下により、あいさつもできなくなってきました。

夜も全く寝付けなくなったため、近くのメンタルクリニックを探し、受診することになったのです。

うつ病と診断され、抗うつ薬と睡眠導入剤を処方され、3週間休職となりました。

3週間後すっかり良くなった私は、仕事に復帰しました。

その後、4年間は再発しませんでした。

しかし4年後に業務中のストレスが高くなり再発、業務に耐えられないと、退職しました。

そして、退職後すぐに転職しました。

別の職場だったら大丈夫だろうと思っていたのですが、人間関係でたびたびトラブルを起こすようになったのです。在職した1年の間に3回も部署移動させられ、

結局退職しました。

この2018年の出来事をきっかけに病名がうつ病から双極性障害Ⅱ型へ変更となりました。

しかし、抗うつ薬の処方は変わらず、追加で炭酸リチウムが処方されただけ

でした。

また、私自身双極性障害で、気分の波があると全く自覚していませんでした。

そのため、その後は就職しても1年と持たずに体調が悪化して退職してしまう、そして体調が良くなったらまた就職して、退職の繰り返しが2年ほど続きます。

2020年1月とうとう日中のほとんどをベッドで過ごすようになりました。

そんな時、かかりつけ医の相談員から「リワーク」と呼ばれる復職支援プログラムを紹介されたのです。

どうしたら良いか分からなかった私はともかく行ってみることにしました。

このリワークでの学びが、再就職につながったのです。

まとめ

リワークで色々なプログラムを学ぶことにより、ようやく自分が双極性障害だと自覚し、これらの症状(躁状態)があることがわかりました。

・睡眠時間の減少7時間から5時間に

・月の支出が5万円ほど増える

・夜間帯に落ち着かない

双極性障害Ⅱ型はうつ状態をなんとかしようと思いがちですが、

そうではなく躁状態を自分で認識して

活動を抑えることが大切です。またこの病気には寛解はあっても完治することは

ありません。

一生向き合って、生きていく必要があります。

メッセージ

この病気を1人で対処するのはとても困難です。病院の相談員や役所などの支援機関と連携して病気への対処方法を一緒に考えてくれる人を探しましょう。

ちなみに私は今3つの支援機関に支えられて、ようやく安定した生活を送ることができています。



カテゴリー:体験談

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