【ep51】産後の体を襲った悲劇【突然の血便とその原因】

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

これまで健康だけが自慢だった私ですが、37歳で4人目の子供を産んだ直後から冷たいものを飲むと必ず下痢をしてしまい、その状態が長く続きました。
しかし、「冷たいものさえ飲まなければ大丈夫でしょ!」と、不調に目を向けずに子育てだけに集中して過ごしてしまいました。

下痢を放置したまま半年ほど経ったある日、便器に真っ赤な血便が!
この血便の原因と健康自慢の私を襲った産後の恐怖体験について、私と同じ産後の人や周囲に産後の人が居る人に是非知ってもらいたいと思います。

健康だったのに突然何?恐怖の下痢ループ

私は独身の頃から健康だけが取り柄で、どんなに過酷な労働環境でも力がみなぎっていました。
激務に耐えた独身時代はどんなにストレスを受けようとも豪快に体を動かして発散し、体力の衰えを感じることもなくそのまま30代に突入しました。

その後、有り余る体力を発揮し
●2015年(32歳) 長女出産
●2017年(34歳) 次女出産
●2019年(36歳) 三女出産
●2020年(37歳) 長男出産
と、結果的には4度の出産を繰り返しました。
その間も正社員で働きながら家事・育児を楽しみ、趣味はマラソンという、健康の恩恵を十二分に発揮した生活を送っていました。

とにかく、体のことで悩んだことがありませんでした。
しかし、長男を出産した後から冷たいものを飲んだ直後に下痢をすることを繰り返すようになりました。
最初は、産後ってそんなものだろうと自分の不調を見て見ぬふりをして、冷たいものを飲まない生活を心がけました。
真夏の暑い日に、つい気が緩んで氷入りの炭酸を飲んでしまい、すぐに下痢をおこすこともありました。
そんな失敗を反省をする日々を過ごすこと半年、その日はやってきました。

決定打「血便」にお手上げ

白い便器に見たことない血便が出ていました。
「これ私の?」と思わず声に出してしまいました。
健康だから内臓疾患とも無縁だと思い込んでいた私はひどく動揺しました。
『きっと痔だろう、そうだ痔だ!』と自分に言い聞かせるものの、別の日、今度は便をしていないのに便器に血だけが出ていました。

【痔ではない】、私は確信しました。
「どんな病気なんだろう、子育てもあるし私これからどうなっちゃうんだろう」と絶望的な気持ちのまま、近所の内科を受診しました。

幸い、近所の内科医の専門は消化器内科でした。
私の症状を老年の医師に伝えると「え?便をしていないのに血が出たの?」とそこに着目していました。
私はそのことで頭がいっぱいであることと、まだ乳飲み子を抱えていることを伝えました。
老年の医師は「これは一度、大腸内視鏡でよく見てみないとならないね」と険しい顔で説明をしてくれました。
私は子供のことが気がかりでなりませんでしたが、この出血や血便をどうしても治したいと自らを奮い立たせ、検査を受ける意思を医師に伝えました。
速やかに検査の説明をされ、検査の日が決定しました。

初めての大腸内視鏡検査とそこで見た衝撃映像

大腸内視鏡検査は胃腸の中身を一度空っぽにしないとならないため、前日の夕食の内容も制限がありました。
さらに当日は、体が氷になっちゃうんじゃないかという程の大量の冷たい水分と下剤を服用しないとなりません。
初めて行う検査に加え、これらの制限もあったせいか精神的にもナーバスになりました。

そんな苦労を乗り越えて、いよいよお尻にカメラが入ってきました
お産より楽だろう、「案ずるより産むが易し」というように「産むより検査のほうが易し」と言い聞かせてみましたが、腸が曲がりくねっているところにカメラが入る時、とんでもなく痛かったです。
痛さのピークを越えた頃に恐る恐る自分の腸の映像を見てみると、豆のようなデキモノが腸壁に二つ程ありました。
老年の医師は「これはポリープだよ、これ取るよ」と大きな声で言いました。
すぐに処置が行われ、目の前で私のポリープはバチンと切られていきました。
その間も映像を見ていたので、切られたポリープから出血している様子が私の脳裏に焼き付きました。

これのせいだったの!?血便の原因判明と反省

一通り検査を終えてから診察をした際、医師は私に「出血の原因はこのポリープだと思う」と伝えてくれました。
ポリープってそこにあるだけじゃなくて、血が出たりするのか!と驚きました。
(ニキビから出血するみたいなこと?と勝手に解釈しました。)

また、医師は「このポリープ、良性か悪性か念のため検査に出すからね」と、切除したポリープを病理検査すると話してくれました。
検査と聞き、『ポリープが悪性だったらガンということ⁉ どうしよう‼』と顔が青くなりました。
さらに、『良性だったとしても、ポリープが出来るような生活ってどうなの?』と自らの健康を過信していたことを恥ずかしく思いました。

結果的にポリープは良性でしたが、このことから私はいくつかのことを学びました。

産後の体力の消耗は自分の想像を超えている

産後の疲れとポリープに因果関係があると断定できませんが、下痢が治らないことなどこれまでの体質が激変したきっかけの一つは出産だったと思います。
4度目の産後は乳腺炎で40℃の発熱や、抱っこの影響でひどい腱鞘炎に悩まされたり、想定外の出来事の連続でした。

そして、後日談があるのですが、この後胃の左側が痛く、痛みで目が覚める毎日がやってきました。
体の変化に敏感になった私は同じ医師のところに相談に行き、今度は胃の内視鏡検査をすることになりました。
結果、胃に異常は見つからなかったのですが、医師から「原因はストレスじゃないかな」と言われ衝撃を受けました。
私は毎日楽しく暮らしているつもりが、ストレスを意外とためてしまってたのかと自分で自分を把握していないことにも愕然としました。
産後、育児や生活の変化によって自分の体に様々な出来事が起こることを身をもって知りました。

まとめ

~後回しにしないで!自分のケアが何より大事~

・産後こそ自分の体のサインに敏感に

私の場合は、最初に下痢が治らなかった段階で早く対応できたはずです。
産後は赤ちゃんのことで頭がいっぱいで、自分のケアを後回しにしてしまいます。
少しでも不安に思っていることがあったり、異変を感じたりしたら、フットワークを軽くして子供を抱っこしながらでも医師の診察を受けた方がいいと痛感しました。

・生活を見直すきっかけに

このポリープが癌になることは無いと医師に言われましたが、ポリープが出来ないような生活方法を知ること、胃痛にならない方法を考えてみることが大事だと気が付きました。
何度も出産した母体は何もかも消耗していること体にターングポイントがあることを自覚し、そこから生活を変えてみると健康に過ごせると教えてくれた体験でした。



カテゴリー:体験談

0 0 vote
Article Rating
Subscribe
Notify of
guest
0 Comments
Inline Feedbacks
View all comments
0
Would love your thoughts, please comment.x
()
x
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。