【ep52】逆流性食道炎の体験談【治療法とその経過】

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

みなさんは、逆流性食道炎という病気を、聞いたことがありますか?

その名前の通り、食道を何かが逆流してくるようなイメージでしょうか。

私は20代半ばでこの病気に罹り、6年経った現在は、断薬でき、良い調子を取り戻しました。

今回は、逆流性食道炎になったきっかけ、原因や治療経過までお伝えできればと思います。

逆流性食道炎の特徴

胃酸が逆流することで、胃痛や食欲不振が現れます。

食事が満足に取れないことが多くなり、

特に脂分が多いお肉や揚げ物などは全く受け付けなくなりました。

食道を上がってきた胃酸によって、

喉の痛みや、起床時に口腔内の不快感を感じることもあります。

ゲップが多く出ることも特徴です。

発症のきっかけ

私は料理も食べることも大好きで、いつも楽しく自炊や友人との会食を楽しんでいました。

そんな私ですが、25歳の頃から、食欲不振に悩まされていました。

そしてある朝、起きたときに口の中が酸っぱいことに気づき、

医療関係者である母親に相談しました。

母曰く、逆流性食道炎の疑いがあるとのこと。

すぐに近隣の胃腸科を受診しました。

逆流性食道炎のイメージ

その頃テレビで、逆流性食道炎の啓発CMがよく流れていました。

そのCMに出演されていた方は、確かお年を召していました。

年配の方がかかるイメージだったので、20代半ばでこの病気になったのは意外でした。

初受診〜治療経過

胃酸が上がってくる症状が気になり、すぐに近くの胃腸科を受診しました。

腹診の結果、胃がかなり張っているとのこと。

食欲増進剤胃を保護する薬を処方してもらい、様子を見ることになりました。

その後2カ月ほど経過しましたが、改善が見られないため、胃カメラを実施

診断名は、逆流性食道炎と慢性胃炎

医師に「これは20代の胃じゃない」と言われる程、状態が悪かったようです。

胃の中は全体が赤く、小さい潰瘍も多数あり、

胃全体がかなり張っている状態でした。

既に処方されている薬に追加する形で、胃酸をブロックする薬を処方されました。

1〜2年、薬でコントロールしながら、良くなったり悪くなったり。

悪いときはかなり強い胃酸ブロック薬を処方されたこともありました。

初診から5年ほど経ち、かなり落ち着いてきたので、今は断薬できています。

しかし、体調や食事の内容によっては、調子が悪くなることもあるので、

注意しています。

原因は一体何か?

仕事のストレスが、原因だと思っています。

その頃私は25歳、広告関係の会社で、

早朝から深夜までバリバリ仕事をしていました。

酷いときは、始発で出勤して終電で帰る生活でした。

出張や現場に出ることも多く、日々緊張感を感じていました。

また、上司との折り合いも悪く、常にストレスを抱えている状態でした。

仕事は楽しく、やりがいがありました。

今思うと、バリバリ働く自分に酔って、ちょっぴりハイな状態だったと思います。

もちろん十分な睡眠は取れず、食事も不規則でした。

家で栄養のある食事を取る時間はなく、コンビニや外食で済ませていました。

処方された薬をご紹介

最初に処方された薬は、食欲増進剤と胃を保護するものです。

食欲増進剤は、毎食食前に飲む錠剤タイプの「ガスモチン」です。

食前に飲む習慣がないので、始めの頃はよく飲み忘れていました。

胃を保護する薬は、食後に飲む顆粒タイプで、苦みはなくサッと溶けて飲みやすかった「エカベト」です。

両方とも、毎日3回飲むのがかなり辛かったです。

外出時にも持ち歩かなければならないのも、少し負担に感じました。

胃カメラをして、かなり状態が悪いと判断されると、追加で処方されました。

1日1回、夜に飲む胃酸をブロックするタイプの薬「ネキシウム」です。

更に状態が悪化したときは、より強力な薬「タケキャブ」に変更されました。

逆流性食道炎になって感じたこと

普通に食事を取ることができることを、とても幸せに思います。

逆流性食道炎になると、とにかく食欲が湧かないです。

もし食欲があっても、なかなか食べることができません。

食べることができたとしても、痛みが伴うため、

食事=胃を傷つける行為というイメージでした。

人間の生理的欲求を充すことができないためか、精神的にもダメージを受けます。

1日3回、食前・食後の薬が欠かせません。

特に、夕食時の胃酸をブロックする薬を飲み忘れると、

翌日大変な不快感で起きることになります。

まとめ

ストレスで発症することが多いと言われている、逆流性食道炎。

気になることがあったら、早めに医師に相談しましょう。

触診または、胃カメラによって様子を見てくれます。

薬を処方されたら、勝手に薬の量を変えたり、

突然医師の判断もなく断薬するのは危険です。

信頼のおける医師と相談しながら、調整していくのが最良の方法だと思います。

同じ病気にかかっている人へのメッセージ

逆流性食道炎になると、特に起床時の不快感や、楽しいはずの食事に対してマイナスイメージがついてしまいます。

また、胃の調子が悪いと便秘や痔など、別のトラブルが起きてしまう可能性も。

私は実際、同時期に便秘がちになることが多く、お尻も切れやすかったです。

少しの胃もたれなら、OTC医薬品で解決できるかも知れません。

しかし、少しでも気になるならば、早めに医師に相談するのが良いでしょう。

受診の判断は、胃酸により口腔内に不快感が現れたときだと思います。

薬を処方されると、食前や食後に飲むこととなり面倒な思いをするかも知れません。

しかし、きちんと服用することで、改善する可能性があると思います。

ただ、完治は難しいと言われているので、

「上手に付き合う」ことを目標にすると良いのではないでしょうか。

またいつの日か「食事を楽しむ」という、

普通の幸せを噛み締めることができることと思います。



カテゴリー:体験談

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