【ep75】もしかして、適応障害かも?【突然の吐き気、倦怠感で苦しんでいる方へ】

この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。

はじめまして!

私は25歳、保育士をしている実家暮らしの女性です。

今回は、私が苦しんだ『適応障害』について、体験談を書いていきます。

私は4年大学卒で、福祉学科に在籍していたので精神的な病のことも勉強してきたつもりだったので、「まさか私が!?」と驚きました。

本記事では、私が適応障害になった経緯心療内科の様子や、治療法などをお伝えしていきます。

原因不明で長く続く体の不調に不安になっているあなたが、少しでも精神的な問題を視野に入れ、早期発見に至れば嬉しいです。

体の異変

 発症は、2020年11月のなかごろ。
その頃は、職場で監査があって忙しく働いていました。

監査の日の2日ほど前から、吐き気を感じていました。
でも、仕事もあり休むに休めず、出勤さえしたら仕事に追われることで吐き気を忘れることができ、子どもたちを見守りながら日々働いていました。

消化器内科に受診してみたのですが、採血をして点滴をたくさん打たれ、「急性胃腸炎でしょう」と診断され、吐き気止めなどをもらいました。
でも、服薬をしても体調は改善しませんでした。

 数日後、監査が終わったその翌日は、いつも乗っているバスが少し遅延したため急いで早足で職場に向かいました。
ギリギリ職場に着き、着替えを済ませ出勤をしてから、吐き気がピークに達し、座ったまま一ミリも動けなくなりました。

吐きそうなのをこらえ、もし吐くとしたらおもちゃが入ってるプラケースなら、吐いても被害は最小限に済むなと考えながら、子どもが膝に座っても、絵本を持ってきても、話しかけてきても何も反応することが出来ませんでした。

子どもがトイレに行くというので、立ち上がり付き添いに行くと、フラフラして、舌に指をちょんとのせるだけで吐けるんじゃないかというレベルにしんどく、近くにいた先生に助けを求めました。

その先生は、私が急性胃腸炎だということを聞き、周りに感染する恐れがあるのを嫌がって帰りなさいと言ってくれたんだと思います。
その日は出勤時間10分で帰宅することになりました。

その足で再び消化器内科に行き、吐き気を軽減する点滴をしてもらい、薬も処方されそのまま帰宅し療養しました。
園長からは、体調不良なんて聞いてなかったと報連相の欠如を指摘され、お小言を頂戴しました。

その日から、ベッドから起き上がることができませんでした。

原因が分からず、苦しい日々

まず、ずっと寝たきりになりました。
常に吐き気と戦っているので、目が覚めると吐き気、それ以外は眠っているといった生活をしていました。
好きだったYoutubeも見ることができず、音声だけならとラジオ番組を流しても不快ですぐ消して、無音の世界でただひたすら寝て起きてを繰り返しました。

さらに言えば、ご飯も喉を通らない状態でした。
飲み物もほぼ飲んでいませんでしたが、脱水症状になると思い枕元に飲料を置いて寝ていました。
トイレに行きたいけれど、動くのが面倒で動きたくなくて、行きたいと思ってから1時間はかかっていました。
もちろんお風呂や歯磨きはできません。
1週間以上そのままで寝て生活をしました。

吐き気は10日経ってもなくならず、7キロ減量していました。

状態が好転しないので、消化器内科よりも少し大きめの内科の病院に行き、検査をしてもらいました。
しかし、原因は不明でその時はじめて精神的なものというワードがでましたが、その医師によると、「精神的なものと決めるには月単位で症状が続かないと…」という見解でした。
つまり発症してから日が浅いので精神的なものと決められないとうことでした。
体の不調ではないとは言い切れないので、胃カメラを勧められましたが、胃カメラを飲む勇気はありませんでした。

ある日、夜中寝ているときに動悸と呼吸のしづらさを感じ飛び起きました。
心臓がどきどきと脈打ち、まるで小走りをした後のようなハァハァという口呼吸をしたくなるような感じがしたのです。
「このまま口呼吸をしたらもっとひどくなる!」と咄嗟に思い、落ち着けと心で念じ、呼吸を意識しないと呼吸ができないので、必死で呼吸をすることだけを考えました。

次の日も、夜中に同様の動悸と息切れが起きてしまいました。
救急車を呼ぼうかと何度も思いましたが、夜中に人を呼び出すのもなと躊躇し、そのまま呼ばずにすごしました。
そのうち、夜中に寝るのが怖くなりました。

毎日のように園長に休みの連絡をし、ご飯も食べられず、お風呂にも入れず、ただベッドにいる生活を続けていました。
心配した両親が、大きい病院に行こうと言ってくれ、紹介状を貰って市民病院に行きました。

『精神的なもの』にたどり着く

市民病院では、外来で見てもらうのに問診票などを渡されましたが、何もできず、つぶやくような小さな声で症状を母親に伝え、書いてもらいました。
診察室にも母親についてきてもらい、母親に症状を伝えてもらいました。

医師が私の目を見て、すぐに「パニック障害だね」と一言いいました。

私自身もそうだと思っていて、でも自信もないしまさか私がなるとは思わず、ケータイで検索していただけでした。

動悸があったので心臓のエコーをとることになり、少し時間が経ってからエコーをとってもらうも綺麗で異常なしという結果でした。

そこで初めて口を開き、おすすめの心療内科を医師に聞きました。

腕のいい先生はここだけど、住んでるところからは遠いから、地元の先生に聞いたほうがいいと教えてもらい、なんとなく症状の名前がある程度判明して安心しました。

次の日に心療内科へ予約の電話を母親にしてもらい、初診日まですごしました。

病名の発覚

 やっぱりまだ一人で出歩けなかったので、母親と一緒に心療内科へ向かいました。
病院の中はホームページ通りに綺麗で落ち着いた雰囲気のあるところで、ホテルのロビーのようなイメージのところでした。
問診票を書いたり、看護師さんから様々な質問されたりと1時間くらい経ってようやく医師に受診してもらいました。

 パニック障害とその場で診断されましたが、後日改めて聞くと、正式には適応障害ということでした。
病名がはっきりわかるころには、母親から無理にでもご飯を食べろと、お茶碗半分のおかゆを1日に1回食べたり、半玉のうどんを食べたりして、少しずつ栄養を取っていました。
椅子にも座れるようになり、吐き気もだいぶ楽になっていました。

現在の様子

 あれから、私は2週間に1度心療内科に通院しています。
仕事も正式に休職届を出し休職しています。
最初に処方された薬を飲んで3日後に吐き気で食欲がなくなったので、違う薬を出してもらいだいぶ落ち着いた穏やかな生活を送っています。

 休職して1か月経って復職の相談をしましたが、医師からは図書館などに通えるようになってからと言われました。
コロナ渦の中ですし、どうせどこかに通うならと思い、園長に相談して雑用のみで職場に半月ほど1日2時間~3時間勤務で通いました。
でも、半月を過ぎた頃には不安な気持ちが強くなってしまい、休みました。

 私は仕事をしている人に比べたら、8時間のところを3時間しか働かなくていいし、雑用だけでいいし、お昼から出勤してもいいし、しんどくなったら帰ってもいいという天国のような楽な仕事環境なのに、どうして行きたくないと思ってしまうのか分かりません。
甘えているのではないのか?と何度も自責し、そのたびに体調が悪化しました。

 人間というものは、自分がしんどいと誰かに頼りたくなるものらしく、知恵袋サービスで自分の現状について書き込み、励ましてもらいました。
母親は当事者の気持ちは全てわかるわけではないので、「大丈夫、できるよ!」と励ましてくれましたが、仕事に行きたくないというと、「外には出なきゃいけない!」と一緒に散歩に連れ出してくれました。

精神的な病気かも?と悩んでいる人へ

 心療内科は思っているほど構える必要はありません

医師は聞くことが仕事です。
ゆっくりと話を聞いてくれるし、決してこちらの話を否定しません。
だから、少しでも精神的な病の可能性があるなら、素早く予約をとって通院しましょう。

 健康的な生活が一番大切です

何も考えず、寝たいときに寝る、起きたいときに起きて、食べたいときに食べる、まずはそこからです。
私は3日間ほど、ほとんど寝ました。
体力や精神力を回復するのには寝ることが一番です。
次第に、起きる時間寝る時間が決められるようになったら、22時就寝を心がけるといいそうです。
22時から2時の間は、脳のゴールデンタイムでその時間に寝ていると自律神経を整えてくれるそうです。

 回復には最低1か月はかかるし、回復にも波があることを知る

あくまで最短期間なので、もっとかかるということです。
また、調子がいいときと悪いときを繰り返しながら回復していくのです。
なので、焦らないことが重要です。
私は焦ってしまい、復職は早いのに職場にいました。
個人的には、子どもたちと接することで、アニマルセラピーのような効果を感じていましたが、もう少し回復してからにするべきだったと思います。
ごろごろして過ごすことが何よりも回復への近道です。
頑張りすぎたから、ごろごろして心身を労わってあげてください。
それだけごろごろしてもいいほど、頑張っていたということです。

 医師の話はちゃんと聞き、少しでも疑問があれば聞くこと

自分の体の症状は自分にしかわかりません。
なので丁寧に伝えてください。
伝えにくければ紙に書いて渡すのも大丈夫です。
電話で症状を伝えるのも可能です。

まとめ

いかがでしたか?
今原因不明の長く続く吐き気に苦しんでいる方も、焦らず心療内科を受診することも念頭に置いてみてください。
パニック障害や適応障害の発作自体で、死にそうな思いはするけれど死にはしないと市民病院の医師に言われました。
心の病気は誰にも分ってもらえず、つらく苦しいです。
私も何度死にたいと思ったかわかりません。

この記事がすべての心の病を心の病だと気づけていない方の支えになればと思います。



カテゴリー:体験談

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