【ep】長引く咳【実は意外な病気のサイン】

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たかが咳、されど咳

使い古された言葉のようですが、私はこれを実体験しました。
本当に『されど咳』でした。

今回は、私が長引く咳に悩まされ、医師から意外な病名を告げられた体験談をご紹介いたします。

ただの咳ではない?異様に長引く症状

最初は「風邪の引き始めかな?」と思ってました。
風邪を引くときは必ず喉からだったので、今回もそうだと思いました。

いつものように市販の、喉に特化した風邪薬を2~3日飲めば治るだろうと思っていました。

ところが、症状は段々と酷くなり喉を引っ掻くような咳に変わり、一度咳き込むと10~20秒は続きました。

咳をし過ぎたせいか胸も痛くなり、夜も満足に寝られなくなりました。

そうこうしているうちに身体がだんだん重だるく感じるようになり、椅子に座り続けるのが辛くなり、背もたれに目一杯身体を預けるような感じで座るようになりました。
また、食事をする気力も減ってしまいました。

さすがにこれはただの風邪じゃないと思い、状況を知っている友人の手を借りて地元の労災病院の総合内科に行きました。

この時、すでに最初の咳から2カ月ほど経ってます。

受診したら突然の入院

待合室では長椅子に横になり、問診票は友人に書いてもらいました。
10分ぐらいだったと思うんですけど、辛かったせいかもっと長く待たされた感じでした。

診察室に入った私の様子を見るなり、医師は「今すぐ入院ですね」と言いました。

診察中の様子も、診察室の丸椅子にちゃんと座れず、医師の机に片手をつき自分の身体を支えてるという体勢で、話そうとすると咳き込むという状態でした。

入院するため、そのまま診察室から空いてるベッドのある病室まで車椅子で直行でした。

着替えずにそのままベッドに横になりながら、「夜、同室の人に咳で迷惑かけるな~」と思いつつ、そのまま眠りにつきました。
次に目が覚めると翌日の午後で、なんと丸一日眠っていたようです。
途中、看護師さんが来たらしいのですが何も覚えていません。

肝心の咳ですが、この日に止まりました。

目が覚めてから、心電図やらCTやらいろいろ検査を受け、医師から下された診断は意外なことに『過労』でした。

判明した病名と原因

この時点で、担当が心療内科に変わりました。

私は今まで『過労』は通称のことで、まさか病名だとは思っていませんでした。

あの長く続いた咳も、原因はいわゆるストレスということだったのですが、最初は納得がいきませんでした。

ストレスは精神的に感じる悪いものというイメージで、それまでの生活では咳を除けば精神的な負の感覚は全く無かったので、自分がまさかストレスで何か症状を起こすとは考えられなかったのです。

しかし心療内科の医師曰く、

「病院に来た途端に咳が止まるということは、この環境に安心感を覚えたからです。つまり、日常の何かか、もしくは日常そのものがストレスだった可能性があります。」

「あなたはストレスをストレスと感じない人のようです。だから、身体が負の部分を背負い続けていました。今回の咳は、身体からの警告です。」

とのことでした。

私は、好きな仕事や趣味にはいくらでも動けて、眠らなくても全然平気でしたし、実際に幸せを感じるくらい、楽しい事でした。
しかし、それが知らないうちに『オーバーワーク=ストレス』になっていたのです。

ストレスって精神的なものだけじゃないんだ」と、この時に初めて知りました。

治療はしっかりと完治まで

その後、私は一週間入院しました。
短いと思いませんか?

会社はもっと休んでよいと言ってくれたのですが、少ない人数でシフトを組んでいたのでそちらが気になり、心療内科の医師に無理を言って早めの退院をお願いしました。

実はこれが、後々後悔します。

しっかり治りきっていないのに現場復帰したため、自律神経のバランスが崩れ新たな病気を誘発してしまいました。

周りのことも心配になりますが、ストレスが原因の病気はまず第一に自分を大切にしなくてはいけないと、身をもって学びました。

現在の様子

現在の私は、あれもこれも抱え込むことをしなくなり、意識してセーブしています。
仕事の様子をみながら、休める日にはお休みをいただくようにしています。

考えてみると、以前はずっと走っていたような感じでした。
好きで走っていたんですけどね。

今は 時間が流れているのを感じながら、ゆっくり歩いているような感覚 を、たまに作るようにしています。

過労やストレスで苦しんでいる方へ

過労』はカルテに書かれる、ちゃんとした病気です。
軽んじることは危険です。

ゆっくり休みをとって治療してください。
難しいかもしれませんが、日常のいろいろを忘れてください。

退院して戻った時、以前のままだとまたぶり返したり、他の病気に掛かったりするので、「これが原因かな?」と思われる事にできる限り変化を加えた方がよいと思います。



カテゴリー:体験談

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