【ep94】不眠症とうつ病【投薬治療と原因を取り除いて一般的な生活へ】

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

こちらの記事をご覧になっている方は、不眠うつ病と検索してたどり着いたのだと思います。

私は不眠症が原因で、新卒で入社した会社をわずか3ヶ月で辞めてしまうほどの重いうつ病になってしまいました。

しかし、現在薬は飲んでいるものの、一般的な生活が送れています。

私の経験が皆様のお役に立つことができれば幸いです。

不眠症とうつ病の症状

不安で眠れない日

私はコロナ禍になる前は、毎日のように外出し遊ぶ、非常に活発な人間でした。
しかし、元からオールをしたり睡眠時間が減る日々が続くと、異常なほど頭が回らなくなったり熱を出したりするタイプでした。

その後、コロナ禍によって家を出る回数が激減し、当時大学4年生だったこともあり、予定が入っている日が珍しくなりました。
この頃から、次の日に何か外出する用事があると眠れなくなってしまうという、今までにない症状が出始めました。

「もし今眠れなかったら、明日眠すぎて何もできないかもしれない」
「もし今眠れなかったら熱が出てしまうかもしれない。そうしたらコロナ感染を疑われてしまう。家族や友人に迷惑をかけたくない」
このような不安をベッドの上で考えてしまうのです。
しかし、社会人になったら仕事で疲れるだろうし、どうにかなるだろうと思い放置していました。

環境が変わっても続く不眠と悪化

晴れて4月から社会人になりました。
行きたかった念願の会社で働くことができる喜びと、なんとなく不眠が続く不安がある中での入社でした。

入社して数日後、この不安は的中しました。

翌日にしっかりしていなければならない、絶対に体調を崩してはならないという不安からか、眠れなくなってしまったのです。
3日連続で眠れない日が続くと、眠気や吐き気に襲われました。

そして、入社早々にして会社を休んでしまいました。
その日に内科に行き、不眠症と診断され、依存性の少ない睡眠薬(非ベンゾジアゼピン系)を処方してもらいました。

会社を休んだ日の数日後は恋人に会う日でした。
薬の副作用と不眠症のまま社会人生活を続けなくてはならない不安から、その日も体調が優れませんでした。
そしてついに、恋人の前で大泣きしてしまいました
今思うと、この時点でメンタルがやられていたと感じます。

金曜日や土曜日には断薬を試みたものの、結局眠りにつくことができず、薬を飲んでいました。
絶対にしてはならないことですが、本当に寝付けない日は病院の睡眠薬の他に、市販の睡眠導入剤を飲んで無理矢理寝る日もありました。

それでも睡眠薬が処方されて1ヶ月は、その薬のおかげでどうにか眠ることができる日々が続きました。

しかし、ゴールデンウィークが明けると、また仕事が始まるプレッシャーからか、睡眠薬を飲んでも眠ることができなくなりました。
毎日徹夜をしている状態になり、吐き気や頭痛、突然の涙が止まらなくなりました。

毎日眠ることができないと、当然ながら仕事になりません。
会話さえままなりません。

資格を取る必要があったので、業務時間外にも勉強をしていたのですが、それも全く頭に入ってきません。

私の会社は試用期間に休職制度が使えませんでした。

仕事がなくなったら生きていけない
こんなやつを雇ってくれる会社なんてない
生きているのが辛い
いっそのこと死んでしまいたい

とまで思うようになりました。

強い睡眠薬を貰おうと内科に行きましたが、内科の手には負えないので精神科か心療内科に行くように勧められました。

そして、予約なしで行ける精神科に行きました。

『うつ病』の診断と経過

受診した精神科では、不眠が強いこと、何もなくても泣いてしまうこと、自殺願望があることを伝えました。
そこでは強めの睡眠薬(ベンゾジアゼピン系)をもらいました。

しかし、それを飲んでも数時間しか眠れない日が続きました。

新聞配達のバイク音が聞こえたり、朝日がカーテンの隙間から見えたりすると、また今日もこんな時間まで眠れなかったのだと落胆しました。

毎日寝る時間になるのが怖くなっていきました。
ベッドに行くと、「絶対に寝ないといけない」という思いが強くなり、ますます眠れなくなりました。

精神科には頻繁に通い、さまざまなタイプの睡眠薬を処方してもらいましたが、どれを試してもだめでした。

この時点でうつ病と診断されました。

自分ではただの不眠症だと思っていましたし、自分がメンタル疾患になるなんて思っていなかったので衝撃的でした。

外に出ることさえ辛くなりました。
文字を読んでも、何かを聞いても、頭に何も入らなくなりました。
もう完全に仕事ができる状態ではありませんでした。

医師からも親からも、身体が一番大切だから、仕事を辞めた方が良いと言われました。
そして、私は会社を辞める決断をしました

せっかく受験を頑張って難関大学に入って、就職活動も本気で頑張って、高学歴の人しか入ることのできない会社の内定を無駄にすることが本当に辛く、悔しいものでした。

しばらくは立ち直ることができませんでした。
同期や上司に辞める連絡をするたびに涙が止まりませんでした。

しかし、辞める決断をした翌日から、安眠ができるようになりました。
原因は仕事だったのだと実感させられました。

まとめ

その後、徐々に体調も回復していきました。

現在も睡眠薬やうつ病に効く薬はまだ飲み続けていますが、幸福なことに、時短勤務やリモートワークができる会社で働くことができています。

外に出て友人と楽しく遊ぶこともできています。

新卒で頑張って入った会社を手放してしまったことに今でも後悔することは正直あります。

でも、身体より大切なものはないと考えて、前を向こうと頑張っているところです。

うつ病や不眠症で悩んでいる方へ

私から皆さんにお伝えしたいことは、とにかく不眠症を放置しないで欲しいということです。
私のようにうつ病につながる危険があります。

そして、不眠症でもネット等で安眠サプリを買うのではなく、早めに心療内科や精神科に行き、適切な睡眠薬を処方してもらうことをお勧めします。



カテゴリー:体験談

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