【ep107】みぞおちや右肩の痛みで悩んでいる方へ【若い男性でも胆石症に】

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

私は35歳の男性です。

約11年前、私が24歳のときに胆石症を発症し、完治までおよそ2年かかりましたが、初めは医師でも病名の特定ができませんでした。

病院を何度か変えてようやく病名が判明しましたが、医師によると「この病気は中年の女性に多く、若い男性が発症するのは珍しく特定が難しい」とのことでした。

私は現在完治していますが、誰でも胆石症になるということを私の体験談を通じてお伝えします。
胆石症による痛みに苦しんでいる方の参考になれば幸いです。

胆石症とは

胆石症は胆のう、胆管または肝臓に結石(胆石)ができる症状です。
胆汁が凝縮し結晶化することで結石となります。

この結石は大きく分けてコレステロール石色素石があります。
日本ではコレステロール石が80%を占めます。

コレステロール石ができやすい人は5Fに属することが多く、5Fとは
Female(女性)
Forty(40代以上)
Fatty(肥満)
Fecund(多産)
Fair(白人)
の上記の5つの頭文字をとったものです。

胆石症になると急性胆のう炎になることがあり、みぞおちや右肩にかけて痛みが出ますが、中には無症状の人もいます。

急性胆のう炎とは

急性胆のう炎のほとんどは胆石が原因と言われています。

胆のうと胆管をつなぐ胆のう管が胆石によって詰まることなどが原因で炎症が起き、みぞおちや右肩の痛みを引き起こします

急性胆のう炎を繰り返すと慢性胆のう炎となります。
胆のうの壁が厚くなることで胆のうが委縮し、機能が低下します。

胆石症の特徴と当時の様子

私もみぞおちや背中のあたりが縛られるような激痛に襲われ、30分から1時間は呼吸も満足にできない状態でした。

激痛が出ている間は床に転がってうめき声をあげるのが精いっぱいでした。
症状が治まるときにはスッと痛みが消えるのですが、痛みが消えた頃には全身汗びっしょりでいかに苦しかったかを物語っていました。

初めは両親に症状を訴えても「筋肉痛でしょ」と、周りの理解も得られなかったことがとても辛かったです。

症状が出てから診断を受けるまで

痛みが発症してすぐに病院で医師に診断してもらいましたが、その頃には症状も落ち着いていたせいか病名も特定できませんでした。
採血による検査でも、数値から炎症が起こっていることはわかりますが、特定には至らず。

一度病院を変え、医師に勧められて腹部CT検査をおこないますが、それでも病名はわかりませんでした。
なかなか病名が特定できない中、定期的に痛みに襲われることに我慢ができず、更に別の病院を受診することにしました。

腹部CT検査でも病名が分からなかったと医師に伝えると「それならば」と、今度は腹部MRI検査を受けることになりました。

腹部MRI検査の結果、胆石による胆のう炎であることが判明しました。

「胆のうが炎症を起こしており、肥大しているので緊急入院が必要です」と消化器科の医師から告げられ、即日入院することに。

入院治療の経過

その後、炎症が落ち着くまで入院し、落ち着いた時点で胆のう摘出の手術を計画していると医師から聞きました。

毎日採血をして経過を観察していたのですが、最終的に炎症が落ち着くまで2週間を要しました。

2週間が経過して症状が落ち着くと、腹腔鏡下胆のうの摘出術という手術を受けます。
この手術は大きく開腹することなく、1cmほどの穴を4か所ほど開けて細長い器具で施術するため比較的身体への負担はすくないとのことでした。

それでも手術は手術、術後しばらくは咳やくしゃみをしたり、笑ったりするだけでも切開したところに痛みが走ります。

胆汁の排出状況を確認するため、直径2mmほどの管が鼻から挿入されています。
鼻から出ている管は、腰にぶら下がっている透明の胆汁を溜める袋につながっていて、トイレに行くときも常に携帯していました。

その管は5日ほどで取ることができ、7日目には無事に退院することができました。

病院で安静にしていた期間の2週間と術後1週間の入院で、計3週間の入院となりました。

退院時に医師からは「胆汁を溜めておく胆のうを摘出したので肝臓に負担がかかりやすくなる」ことや「お腹を下しやすくなりますが、すぐに通常通りの生活に戻れる」ということが伝えられました。
退院後は抜糸経過観察の数回の通院のみで完治となりました。

胆石症になって学んだこと

私の場合は胆石症による急性胆のう炎が判明し、即日入院となりました。

入院のための身の回りの準備を急いで行いバタバタしていたのですが、同時に仕事の調整を行わなければならず、会社の同僚や上司にも多大な迷惑をかけてしまいました

特に手術を行うまでは毎日の血液検査の結果で1日、また1日と入院日数が延びていったので、退院する日がなかなか決まらず上司に「今日も退院できる日が決まりませんでした」と毎日報告していました。

このような経験から、食事は脂肪分を減らしてバランスの良い食事を心がけ、適度に運動していれば発症しなかったのかなと反省しています。

日常生活にも多大な影響を及ぼしたので、予防に努めることの大切さを学びました。

似たような症状で悩んでいる方へ

私の場合「発症した年齢が25歳で男性ということもあり、「胆石症になる可能性が低く、1つ目と2つ目の病院では病名が特定できなかったのでしょう」と3つ目の病院で医師から言われました。

可能性は低くとも私と同じ状況でみぞおちや右肩が痛むなどの症状が出ている方は、一度胆石症を疑ってみてください。

医師によると、痛みが出るときは特に油っぽいものを食べた直後が多いそうです。

私自身振り返ってみると、症状が出る前にはラーメンや焼き肉などの油っぽい食事を摂っていましたので、日々の食生活を見直して適度な運動を心がけましょう。



カテゴリー:体験談

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