【ep134】喘息で苦しんでいる方へ【喘息との向き合い方を解説!】

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

◎この記事の中の人プロフィール◎
【年齢】32歳男性
【既往歴】2歳より現在まで気管支喘息
【服用薬】レルベア(吸入薬)、サルタノール(吸入薬)
【喫煙】なし
【飲酒】なし

あなたは喘息について、どんなイメージを持っていますか?

「ゼーゼー、ヒューヒュー苦しそう」とか「息できなくなりそう」など、生活に支障をきたし、満足な暮らしができそうにない、などのイメージを持っていないでしょうか?

確かに、喘息は苦しいし辛いものです。
しかし、しっかりと対策をすれば症状を抑えることができ、問題なく日常生活を送ることも可能です。

今回は、喘息患者である私自身の体験を交えて、喘息とはどのような病気なのか、そして喘息とどう向き合っていくべきかを解説します。

喘息でお悩みの方、あるいは「ひょっとして自分って喘息かも?」と疑問を持たれている方など、多くの喘息患者様のお役立ちができれば幸いです。是非、ご参考にしてください!

もくじ

そもそも喘息とは?

喘息とは、突発的に気道に炎症が起こり、気管支が狭くなることによって、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」と呼吸を繰り返すようになり、呼吸困難に陥る病気です。

喘息の主な症状について

喘息の主な症状は、以下の通りです。

・咳
・痰
・喘鳴(呼吸するたびにゼーゼー、ヒューヒュー音が鳴る)
・夜寝ている時に咳が出る
・とにかく息苦しくなる

などの症状があります。

私は喘息が出ると、とても息苦しくなり、喘鳴が起こります。
実際に体験すると分かりますが、単純に息がしづらくなりますので、本当に地獄のような苦しみです。

喘息が起きる原因は?

人によって、様々ですが、
ペット、ダニ、タバコ、お酒、激しい運動、ストレス
などが挙げられます。

私は特に、お酒を飲むと間違いなく発作が起きますので、普段からお酒は一滴も飲めません。
運動に関しては、卓球やテニス、バドミントンなどは問題ありませんが、長時間のランニングなどいった持久走は絶対にNGです。

喘息の治療経過

<発症>

2歳の時でした。
母曰く、ある日、急に咳が止まらなくなり、泣き止まなかったため、最寄りのクリニックに連れて行ったそうです。
当時の記憶は当然ありませんが、子供にしては、とても苦しい表情だったそうです。

<受診>

クリニックで診断された結果、気管支喘息と断定されました。
当時担当いただいた先生からは「喘息は治らないアレルギーのような物だから、上手く付き合っていく必要があります。そのために、定期的に適切なお薬を飲んで生活してください。」と言われました。

<治療>

喘息と診断されつつも、あまり症状が頻繁に出ていたわけではなかったので、幼少期から25歳ぐらいまでは、症状が出た時のみクリニックに行き、薬を処方してもらっていました。

まともに治療を継続的に受けていないまま大人になり、そのまま生活していたところ、転機が訪れました。

26歳のある日を境に、症状が悪化し始めてしまったのです。

毎日咳が止まらず、日中は一旦治まっても、夜中にはまた咳が出て全く寝れなくなってしまう日々が続きました。

そこで、改めてクリニックで受診し、薬を処方してもらいましたが、今までは、薬で症状が治まっていたのに、今回は症状が改善されず、夜中に必ず咳が出て、その度に起きてしまい、睡眠障害が起きてしまったのです。

正直言って、この時ほど人生に絶望した時期はありませんでした。
寝る前に喘鳴が出て、息苦しいまま眠りにつく直前このまま呼吸が止まって死んでしまうかもしれない・・・と思うこともあり、寝ることが怖くなるほど精神的に追い込まれてしまいました。

なんとか今まで通りの日常生活を送りたい、そう願うようになり、勇気を振り絞って評判の良い専門医の呼吸器内科を受診

というのも、今までは最寄りの内科クリニックを受診しており、専門医からの診断を受けたことがなかったからでした。

そこでは専門的な呼吸機能検査を行い、その検査結果をもとに、専門医の先生に丁寧に診察いただきました。
改めて喘息と診断され、今後の治療方針の計画や薬の処方について細かく相談に乗っていただき、安心感を持って治療に専念することができるようになりました。

驚いたのは、薬を処方いただいてから劇的に症状が和らいだこと。
今まで内科クリニックで処方されていた薬とは効果が段違いでした。

現在でも治療を続けていますが、症状を無事に抑えることができており、夜も安心してぐっすり眠ることができるようなっています。

まとめ

ひとたび喘息を発症すると、個人差はあるものの、人によっては日常生活に支障をきたすレベルで苦しい毎日となってしまいます。

完治するのが難しい病気ではありますが、継続して適切な治療を続けることで、症状を和らげることでき、問題なく日常生活を送ることが可能になります。

喘息患者の方へのメッセージ

大事なことは、早めに専門医の治療を受けること。
発作が出てから都度治療する方針ですと、最悪の場合、私のように症状が悪化してしまう恐れがあるので、必ず早期治療することをおすすめします。

そして、諦めず治療を続けることです。

この記事を読んでいただいた方が、1人でも希望を持って治療に臨んでくれることを切に願っております。

現在、服用している処方薬

ご参考までに、私が現在服用している薬(2種類)をご紹介します。
専門の呼吸器内科クリニックで処方されている物です。

吸入薬 レルベア(毎日服用)
吸入薬 サルタノール(発作が起きた時)

これらの薬を飲む前と飲み始めてからでは、明らかに症状の出やすさが変わりました。

とても症状が楽になる薬ですので、是非ご参考にしてください!



カテゴリー:体験談

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