【ep138】愛着障害【私が安定させた対処方法を紹介!】

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

◎この記事の中の人プロフィール◎
【年齢】20代前半
【職業】Webライター
【既往歴】起立性調節障害(13歳の時に診断)、愛着障害(17歳の時に診断)

まず先に軽く自己紹介をさせていただきますね!
私は20代前半、職業はフリーでウェブライターをしています。

私が愛着障害ということに気づいたのは、とある事情で児童養護施設にいたときです。
13歳の頃に起立性調節障害を患っていて、同時に心療内科を回っていたところ17歳の頃に愛着障害と診断されたのがきっかけです。

~愛着障害とは~

そもそも、愛着障害とは何だと思う方は多いと思います。
愛着障害と調べると厚生労働省では以下の通りに書かれております。

愛着障害(反応性アタッチメント障害)と発達障害

  • 被虐待児は、養育者との間で模倣やマッチングなどの適切な相互交流がなされず、愛着形成に問題が生じやすい。
    関係のとりにくさや落ち着きのなさなど、発達障害と似た症状を呈することも多い
  • 発達障害のある子どもには虐待のリスクが高まる。
  • 発達障害か愛着障害か、どちらがベースにあるか判然としない被虐待児も少なくない。
  • いずれにせよ、援助者側としては、子どもとの共感的交流や情動調律を重ね、子どもが安定した愛着関係と自己肯定感を形成できるよう支援する必要がある。

(厚生労働省のホームページから一部を引用0000145205.pdf (mhlw.go.jp)

難しく書かれていますが、私の経験上では同年代の人に比べて妙に大人びていたり自分の人生のはずなのにどこか絵本の様な感覚で他人事のようにしていることがあると感じました。

また、常に希死念慮が心のどこかにあり、度合いが強くなると自殺行為をしたり、家出などをしてどこか遠くへ行こうとしたりもします。

全員がこのような思考や行動をするわけではありませんが、私の場合は衝動性や希死念慮のあるタイプでした。

~愛着障害とわかってから~

私は当時未成年だったため、担当の福祉士たちとの話し合いの結果、東京にある青木病院に入院することになりました。
精神科を中心とした病院で、ここのストレスケア病棟で薬や生活などを管理されながらの生活をすることになりました。

毎食後看護師さんと薬の確認しながら飲み、体調や愛着障害と向き合うために担当医師と症状が悪化しないように対処方法について話し合うなどの治療を進めました。

対処方法その1:感情に気づく

私がまず教えてもらったのは感情に気づくということです。
「え、そんなことから?」と思うかもしれません。
でも本当にここから始めないと自分の気持ちも相手の気持ちもわからなかったんです。

なので、色や表情がついている紙を見ながら今どんな気分なのかを確認したりしていました。

対処方法その2:行動する前にいったん考える

次に行動に移す前にいったん考えるということをしました。

私は小さな失敗をすると、そこから自殺行為に走っていました。
「なんでそうなる?」と感じる人が多いと思います。

私の実体験で話しますと、例えば小さな失敗をして「そんなこともできないの?」と軽くからかわれたとします。
「そんなこともできないの?」という言葉から「使えない子、役立たず、あなたなんか生まなきゃよかった、なんで生きているの?私が周りの人たちを不快にさせたから消えればいい」と考え、無意識に自殺行為を始めるという風になっていたんです。

「考えすぎではないか」と思われるかもしれませんが、幼い頃から日々こういう言葉しか言われなかったので、思考回路がこの一直線しかなかったんです。

この思考回路に対処方法が先ほど書いた行動に移す前にいったん考えるということです。

ただマイナスに考えても自分がつらいだけです。
起きた出来事に対して悲観的に考えるのではなく、そういう事実があったと受け止めてから「これは自分が思いつめるほどの事なのか?」と思考回路をいったん止め、深く考えすぎないように軽く流したりするようにしました。

私はいまだにこの対処方法は苦手で今でもできなかったりするのですが、教えてもらう前よりかは少し生きやすくなりました。

眠りやすくなる方法

児童養護施設にいた頃からなかなか眠れないときもあったのですが、担当医師さんから少しでも眠りやすくなる方法も教えてもらいました。

自分が落ち着く音楽を掛けながら行う方法で、私の場合はオルゴールを掛けながら行いました。

やり方は以下の通りです。

  1. まず仰向けになり目を閉じます
  2. 手をこぶしの状態で力いっぱい握りしめ5秒数えたら力を抜きます
  3. もう一回手を力いっぱい握りしめたら次は足にも力を込め、5秒数えたらゆっくりと足→手と力を抜いていきます
  4. この様に手→足→お腹→お尻→肩→顔と順に繰り返していきます(顔に力を込めるときは梅干を食べた時のような酸っぱい顔をするのがおすすめですよ)
  5. 4までが終わったら深呼吸を繰り返していきます(深呼吸をするときに1,2,3で吸いきって4でいったん呼吸を止めて5~10で吐ききるのが理想らしいです)

5を何回か繰り返しているとそのうちぐっすり眠ってしまうこともあるので、事前に起きたい時間にアラームをかけておくといいと思います。

まとめ

私は今もまだ愛着障害の治療を続けています。

何年にもわたって植え付けられた傷を完治するのは難しいことだと思いますが、カウンセラーさんとの会話や薬での治療を続けることで、自分が生きやすくなれるように頑張っています。

同じ病気で苦しんでいる人へのメッセージ

虐待を受けたり、違う事情で愛されなくなってしまうなどの様々な事情で精神疾患は患いやすくなってしまい、周囲に理解を得られることは少なく苦労する方も多いことと思います。

私自身もそうですが、一度壊れた心はそう簡単に治りません。
そして、一人で治すのはとても難しいことです。

精神科の医師やカウンセラーさんのような専門の方々や、周りで協力してくれる人たちの力を借りながら、少しずつ生きやすいように無理なく変わっていければ良いなと思います。

少しでも同じような方が救われますように。



カテゴリー:体験談

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