【ep143】私のうつ病発症の経緯と回復【激務環境でうつ病に】

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

◎この記事の中の人プロフィール◎
【年齢】25歳
【性別】女性
【職業】会社員
【服用薬】セルトラリン、ブロマゼパム、ブロナンセリン
【既往歴】新卒1年目の冬にストレスによる不整脈(期外収縮)、3年目の冬にうつ病発症
【病気の背景】激務がたたりうつ病を発症

私は、会社におけるストレスを原因としてうつ病を発症しました。

新卒3年目の冬にうつ病を発症し休職。
今は病状がかなり回復し、今年(2023年)の2月から復職予定です。

働く上でのメンタルヘルスの問題は、誰しも抱えうる身近な問題です。

私の体験談を通じて、働くことと心の安全を守ることをどう両立させていくべきかと考える機会の一助になれば幸いです。

うつ病発症までの経緯

新卒1年目冬の異変

私は2019年、新卒で東京の会社に入社しました。

私は大学まで地元で暮らしていましたので、初めての仕事、初めての土地、初めての一人暮らしと初めてづくしの毎日でした。

そんな私が配属になった部署は、会社内でも忙しいと有名なとある営業チーム。
そのチームは人の入れ替わりが激しいのも特徴で、新人であれども引き継いだ仕事は責任を持って果たさないといけません。

私も例に漏れず、配属早々もうすぐ退職となる先輩社員の仕事を一気に引き継ぎ、必死に仕事をこなしました。
また、新卒1年目ということで様々な新人業務も抱えています。
毎日の新聞チェック、自社に関連するニュースの配信、各種イベントの企画・運営、会社内の備品管理などなど、いわゆる雑用も多かったです。

慣れない本業務と細々とした新人業務に日々追われ、21時過ぎまで仕事をする日々。
時には23時ごろまで仕事をする日もありました。

そんな新卒1年目の冬、私はある身体の異変に気づきました。

「なんだか、心臓がドキドキする・・・?」
「しかもたまに鼓動が一瞬止まる時がある・・・??!」

怖くなった私は病院に駆け込みました。

診断された病名は、ストレスによる不整脈でした。

ただ、私の不整脈のタイプは期外収縮(脈が飛ぶタイプ)といって、健康に大きく悪影響を及ぼすわけではない、いわば「放っておいてもまぁ大丈夫」な症状でした。

ただ、やはりストレスが原因になっているのは明らかだったので、お医者さんからは「ゆっくり心と身体を休ませるようにしてくださいね。」と言われました。

しかし、新卒1年目でやる気も責任感も強い私は、

「休むといっても私はまだまだ会社に迷惑をかけてばかりだ。業務量的にも休んでいる暇なんて無い…」

と思うばかりで、不整脈の症状を抱えながら変わらず仕事に奔走しました。

新卒3年目冬、ついに倒れる

毎日必死に仕事をこなし、気づけば入社3年目の秋ごろ。

一人、また一人と人がチームを去っていく中、私はいつの間にかチーム長の次にそのチームでのキャリアが長い社員になっていました。
他の社員よりもキャリアが長い分、私が先頭に立って仕事をすることも多くなりました。

またこの時期、個人としても、チームとしても業務負担がどんどんと増えていきました。

流石に私もこの負担の増え方はまずいと思い、チーム長に業務調整をお願いするも、業務の効率化を優先されてしまい改善は見られませんでした。

効率化をするにも限界はあり、チーム長への不満も溜まっていった結果、関係は悪化。
でも、チーム内に頼れる先輩もいない…。

そんな日々を送りつつ、季節は冬に。

ついに私は倒れました。

うつ病の症状

私は朝起きられなくなり、度々仕事を休むようになりました。
そんなある一日の様子について、取っておいたメモがあります。

①朝
布団から起き上がれない。
その状況が情けなく、涙が出る。自分を責めて死にたくなる。
何も食べられない。

②昼
引き続き布団から起き上がれない。
眠れないが起きることもできないので、時間だけが過ぎていく。
死にたくなる。だが、死にたい気持ちを誰にも言うことが出来ない。
なぜなら、私の周りの人達がこんなダメな自分を知ったら幻滅するだろうと思うから。
その間も仕事の連絡が社用携帯に来ていたが、なかなか対応できない。

③夕方
少し眠りについて起きたら、身体が軽くなっていた。
そのため、朝からできていなかった歯磨きなどをした。
布団から立ち上がり、椅子に座ることもできた。
しかし、すぐに疲れてまた布団に入った。

(ちなみに、上記のメモで夕方ごろに症状が一時的に回復したのは日内変動といううつ病特有の現象だそうです。)

このような状態で、仕事が続けられる訳がありません。

私は心療内科にてうつ病と診断され、会社を休職することになりました。

休職中、症状が安定しない時はあわや自殺未遂にまで追い込まれたことも何回かありました。

しかし、周囲の人達のサポートのおかげで今は見違えるほど症状が回復。

今年の2月からは別の部署で復職する予定です。

私が得た教訓

症状が回復した今、一番に思うことは「人を頼る大切さ」です。

先ほど書いたメモで、私は「周りの人達がこんなダメな自分を知ったら幻滅するだろう」と思い込んでいたことを書きました。

でも実際は全然そんなことはなく、みんな親身になって私のサポートをしてくれました。

私はうつ病に陥ってしまって、周囲の人達の期待を裏切ってしまったと自分を責め、自殺未遂にまで追い込まれました。

そんな時、ある人が私にこう言ってくれたのです。

「あなたがもし自ら命を絶ってしまったら、それこそ周りの人達を裏切ることになってしまうよ。」

この言葉は、今でも私の生きる糧になっています。

苦しい時、私の周りの人達がきっと助けてくれる。そう思えるようになったのです。

うつ病発症の原因になった仕事についても同様だと思います。

チーム長に相談してダメなら、そのまた上長、または人事、はたまた親会社の人事と、訴えられる場所はたくさんあったはずだと今では思います。

とはいえ、休職という選択肢は間違いではなかったとも思います。

責任を一人で抱え込みすぎる自分の悪い癖を見つめ直すことが出来たからです。

うつ病に悩んでいる方へ、私が伝えたいこと

今、苦しい思いをしている方は、まず誰かに相談してみてください。

助けてくれる人がきっといるはずです。

そして、限界が来たら迷わず休んでください。

自殺だけは絶対にダメです。

最後になりますが、私の体験談が誰かのためになっていたら嬉しいです。



カテゴリー:体験談

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