ジェネリック医薬品ってどのくらい安くなるの?どうやって頼んだら良い?

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

ジェネリック医薬品って聞いたことはあるけどよくわからないな。

わからないからそのままでいいや!

そう思っている人も多いのではないでしょうか?

今回はジェネリック医薬品について説明します。

これを読むと今度の受診から費用がぐっと安く済むかもしれませんよ!

ジェネリック医薬品って安くなるの?

ジェネリック医薬品にすると安くなる、と聞いたことがありませんか?

結論から言うと、基本的には安くなります。

ジェネリック医薬品にするとなぜ安くなるのでしょうか。

そもそもジェネリック医薬品って何?どうして安いの?

ジェネリック医薬品とは、新薬(先発品)と同じ有効成分の薬です。

新薬の特許が切れたあとに発売され、新薬と品質、効き目、安全性が同等であると厚生大臣の承認を受け、製造・販売されています。

新薬では研究開発費用がかかりますが、ジェネリック医薬品は新薬と同じ有効成分の薬であるため、その費用が抑えられます。

また、新薬は医療機関へ使用方法や安全性情報を伝達したり、逆に情報の収集を行うのにも莫大な費用がかかります。

ジェネリック医薬品ではそのような情報提供費用も抑えることができるため、価格を抑えて販売することができます。

ジェネリック医薬品にするとどのくらい安くなる?

ジェネリック医薬品に切り替えるとどのくらい安くなるのでしょうか?

実際の窓口での負担額は個人の保険負担割合や処方日数などにもよって異なるため、純粋に薬の価格(薬価)だけでの比較をしてみましょう。

1日の服用数は症状、個人によって異なります。

また、薬価は記事作成時(2020/07)のものです。

先発品
薬価
後発品
薬価
1日の服用数後発品の
1日当たりの薬価差(円)
ノルバスク錠2.5mg
21.90円
アムロジピン錠2.5mg「EMEC]
10.10円
1錠11.8
ラシックス錠20㎎
9.80円
フロセミド錠20㎎「武田テバ」
6.10円
2錠7.4
クレストール錠2.5㎎
52.8円
ロスバスタチン錠2.5㎎「EE」
11.4円
1錠41.4
パリエット錠10㎎
86.10円
ラベプラゾール錠10㎎「日医工」
33.8円
1錠52.3
バルトレックス錠500 500㎎
354円
バラシクロビル錠500㎎「日医工」
131.2円
2錠445.6

1種類しか薬をもらっていない人はあまり気にならない差額でも、副数種類を長期間でもらっている人にとっては無視できない金額かもしれませんね。

実際の体験談

ジェネリック医薬品を頼むためにはどうしたら良い?

ジェネリック医薬品をもらうためにはどうしたら良いのでしょうか?

全員が全部の薬をジェネリック医薬品でもらうことができるのでしょうか?

必ずしもすべてジェネリック医薬品でもらえるわけではありません。

ジェネリック医薬品でもらえない時はどんな時?

ジェネリック医薬品でもらえない場合を説明します。

1.ジェネリック医薬品が存在しない場合

すべての医薬品にジェネリック医薬品が存在するわけではありません。

2.ジェネリック医薬品に求める効果・効能がない場合

少しややこしいですが、ジェネリック医薬品は先発品と同じ有効成分を含んでいるものの、先発品と効果・効能が違う場合があります。

先発品の発売後に新しい効果が認められると、その効果そのものにも特許がかかります。

ジェネリック医薬品は特許が切れてしまった効果に対してか承認されていないため、先発品の効果がすべてジェネリックに認められているとは限らないのです。

同じ成分であっても、承認されていない以上、保険が適応されないためこのような場合もジェネリックに変更することはできません。

先発品と効能・効果が異なる製品例

ガスモチン錠2.5㎎、5㎎

 


リスパダール錠1㎎、2㎎(リスパダール細粒1%、リスパダールOD錠0.5㎎、1㎎、2㎎)

3.医師がジェネリックへの変更を認めていない時

医師が処方箋上にジェネリック変更不可でチェックを行っている場合もジェネリックへの変更が認められません。

変更不可欄にチェックがされていても、薬剤師が疑義紹介を行い、医師の了解を得ることができれば、ジェネリック医薬品での調剤が可能です。

ジェネリック医薬品で高くなることもあるってホント?

高くなる、値段が変わらない場合もあります。

先発品が薬価改訂により、値段が今までより下がっていた場合、ジェネリック医薬品よりも先発品の方が安くなってしまうことがあります。

ジェネリックへの変更は、変更するにあたって同額もしくはそれ以下にする必要があるため、このような場合は先発品で調剤されます。

また、病院の中(院内処方)か病院の外の薬局(院外処方)によっても保険点数が異なるため、高くなったり、同額になってしまう場合があります。

まとめ

ジェネリック医薬品に変更することで自己負担金額が抑えられることがわかりました。

ジェネリックに変更することができない場合もあるので、処方箋発行時に薬剤師に確認するようにしてください。

ぱっと見で価格差がないように感じても、長期的なスパンで見ると大きな金額になることがあります。

今の健康を維持する治療を行っていくためにも、ジェネリック医薬品への変更を検討してみても良いかもしれません。



カテゴリー:”薬”立つ情報, 薬剤師【薬】

タグ:,

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。